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「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

ほしのきらり。

カテゴリ

2021.12.26
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カテゴリ:美術館・博物館
​​​​​​​​​​​​​カンディンスキーは、ドイツ・ベルリン滞在中にルドルフ・シュタイナーの講演を何度も聴きに行ったそうですが「神智学」とは・・・何ですか!?

Vassily Kandinsky
​​​1866年-1944年
Im provisation XIV,1910


ワリシー・カンディンスキー
​Vassily Kandinsky​

1866年12月4日〜1944年12月13日(78歳没)

ロシア出身の画家・理論家。

抽象絵画の創始者。

ドイツ・フランスでも活躍。

​​カンディンスキー と『神智学』​​




カンディンスキーは、

「芸術における精神的なもの」のなかで、

前方へ、

そして上方へと動いていく・・・

「精神の三角形」の最上部で活動している人として、

原子物理学者や、心霊研究家と並んで

神智論者を挙げている。


​カンディンスキーは、​

1908年3月、ベルリン滞在中に

ルドルフ・シュタイナーの連続講演を聴きに行っており、

また、

ミュンヘン時代の蔵書(G・ミュンターがミュンヘン市立美術館に寄贈)には、

ブラヴァツキー夫人、ルドルフ・シュタイナー、

ベサント&リードビーターらによる

神智学の著作や雑誌がかなり含まれているようだ!!


例えば・・・

人間の属する世界を物質的・魂界・霊界の3つに分け、

それら3つの世界をさらに細分化するといった

シュタイナーの教義を、

カンディンスキーが鵜呑みにした形跡は見られない。


とはいえ、

物質主義的な文明のあり方と批判し、

五感を超えた高次の認識能力の開発を促す

シュタイナーの神智学に、

一時期のカンディンスキーが共感を覚えていたらしいことは、

「芸術における精神的なもの」の随所にうかがわれる。

『モスクワの婦人』は、神智学への傾倒ぶりが

画面に現れた、数少ない油絵である。


​『神智学』・・・とは?​​
しんちがく​ theosophy​

「神智学」とは・・・(ウィキペディア様より)

神秘的直感や思弁、幻視、瞑想、啓示などを通じて、

神とむすびついた神聖な知識の獲得や、

高度な認識に達しようとするものである。

神知学、神知論、接神論とも。


​神智学は・・・​

名前の通り「智」と「認識」を重視するものであり、

神あるいは超越者が叡智(えいち)的性格をもち、

宇宙や自然もこのような叡智からつくられ、

人間の智も神の智に通ずる性格をもっており、

人間は霊的認識により神を知ること、

神に近づくことができるとされる。


​ルドルフ・シュタイナー・・・とは?​
Rudolf Steiner

1861年2月27日〜1925年3月30日(64歳没)

オーストリアやドイツで活動した神秘思想家、哲学者、教育者。


ゲーテの自然科学論や学芸雑誌の編集にも携わりながら、

前衛的な団体やアナキズムの傾向をもつ人々と関係するようになり、

ニーチェ主義的な自由思想の立場に至るが、

神秘思想の講演者に転身し、

人智学(アントロポゾフィー)と称する精神運動を創唱した。

(参考資料:wikipediaより)
(参考資料:東京美術・もっと知りたいカンディンスキーより)
(写真撮影:ほしのきらり)



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最終更新日  2021.12.26 00:10:11
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