がん患者の少年少女カップルのお互いの告白に胸熱~映画『きっと、星のせいじゃない』
みなさん、こんばんは。今日は蒸し暑かったです。選挙カーが街を走り回ってますね。映画きっと、星のせいじゃない。を見ました。きっと、星のせいじゃない。THE FAULT IN OUR STARS出演ウィレム・デフォー ローラ・ダーン原作ジョン・グリーン 甲状腺ガンが肺に転移して末期ガンながらも、薬の効果で深刻な状態を免れている16歳の少女ヘイゼル。だが、学校にも通えず、友人もできず、酸素ボンべなしでは生活できない。ガン患者の集会で、骨肉腫で片脚を切断した青年ガスに出会い、互いにひかれあう。ストレートに気持ちを伝えるガスに対し、自分を「いつ爆発するか分からない手榴弾」に例えて、深い関係になることを恐れるヘイゼル。ヘイゼルに振り向いてもらおうと、彼女が敬愛する作家にメールを送って返信をもらうことに成功するガス。それをきっかけに、慈善団体の援助により、ヘイゼルとガスはお気に入りの小説家に会いにオランダへ旅立つ。 ジョン・グリーンのベストセラー小説「さよならを待つふたりのために」を基に映画化。ジョン・グリーン作品ではたいてい大人びた少女が少年を置いて行ってしまうパターンなので、今回も当然それに倣った形になるかと思っていた。ヘイゼルが階段を歩く際に息が苦しくなったり、寝ている時に息苦しくなったりするシーンがあるし、「私は爆弾なの」といってガスを遠ざけるし、ああやっぱり愛し合う二人は別れちゃうのか…と予測。この予想は裏切られたけれど、やはりその先に死はあった。 それでも生きている事は素晴らしいことなんだよ、と全身全霊で伝えようとする若きカップル二人が素晴らしい。ガスことオーガスタスとヘイゼルの告白が名文。オーガスタス「君を愛してる 愛なんて美しいし いつかは忘れられる 人は皆死に絶えて人類の努力が全て土に帰るのもわかってる いずれ地球が太陽にのまれるのも承知で君を愛してる 悪いけどI am in love with you. And I know that love is just a shout into the void, and that oblivion is inevitable, and that we're all doomed. And that one day all our labor will be returned to dust. And I know that the sun will swallow the only earth we will ever have. And I am in love with you. 」ヘイゼル「私達の愛は私達と共に死ぬ 私が彼に弔辞を読みたかった 私しかいないから 与えられた以上のものを私は手に入れたい ガスにももっと生きて欲しい でもね 大好きなガス 私はすごく感謝してるよ 小さな無限に あなたは永遠をくれた 限られた日々の中に永久に愛します すごく開いてるHello. My name is Hazel Grace Lancaster. And Augustus Waters was the star-crossed love of my life. Ours is an epic love story and I probably won't be able to get more than a sentence out without disappearing into a puddle of tears. Like all real love stories, ours will die with us, as it should. You know, I'd kind of hoped that he'd be the one eulogizing me, because there is really no one else... Yeah, no, um... I'm not gonna talk about our love story, 'cause I can't. So instead I'm gonna talk about math. I'm not a mathematician, but I do know this: There are infinite numbers between zero and one. There's point one, point one two, point one one two, and an infinite collection of others. Of course, there is a bigger set of infinite numbers between zero and two or between zero and a million. Some infinities are simply bigger than other infinities. A writer that we used to like taught us that. You know, I want more numbers than I'm likely to get, and God, do I want more days for Augustus Waters than what he got. But Gus, my love, I can not tell you how thankful I am, for our little infinity. You gave me a forever, within the numbered days. And for that I am... I am eternally grateful. I love you so much.」 酸素ボンベをころころ引いて、階段を一段登る度に休まなくてはいけなくても、アンネの記念館に登り切ったように、生きることを諦めない二人の姿勢に教えられる所大。 ちなみに二人の友達で、手術に失敗して視力を失ったアイザックという少年も登場する。主人公と恋する女性、そして主人公の友人という組み合わせもジョン・グリーンのお気に入りだ。友人が三枚目の線というのもお約束。【楽天ブックスならいつでも送料無料】きっと、星のせいじゃない。【Blu-ray】 [ シャイリーン・ウッドリー ]楽天ブックス