カテゴリ:2009星・天体
あ~ぁ、"2"なんてついにタイトルに番号を振っちゃって…。今年のしし座流星群のネタはシリーズ化するつもりなのだろうか、俺(-_-;)←。
ってな訳で先日の7日の日記の続き?です。 今年のしし座流星群は、(一応)17日の夜中~18日の朝方にかけてピークがあると予報されていますが、観測もいいですがどうせなら流れ星を写してみてはいかがでしょうか。 まず、基本的なカメラ(ここではデジカメで説明します)の設定方法などは、コンパクトタイプの場合はこちらと、一眼タイプならこちらを参照して頂くとして、「流れ星を写すのなら」もうちょっと違う操作をしたほうがいい場合があります。 管理人は11月7日の日記(2つ下^^;)中で「管理人が流星群の撮影をする場合は、星空を写しながら流れ星も写ったらラッキーという撮影法をとっている…」と書いていましたが、これは現在のデジカメでは長時間露出をしていると、どうしてもダークノイズという光の光点が発生してしまい画像がザラザラしてしまいます。そうなると一体どれが星でどれがノイズかわからなくなるので、なるべくザラザラが出ないようにISOをあえて低く(小さい数字)にして写すようにしているんです。 でも流れ星とは一瞬の光なので、目で見て明るい!(^^)…って思っても、それが写真に写るかというとこれがなかなか写ってくれないんです(-_-;)。 そこで流れ星を主として写す場合は、まず、カメラの設定はISOをとにかく上げること。但し前述の通りISOを上げると画像がザラザラしてきて、とても見れたものではなくなってしまう?可能性もありますので、お使いのデジカメでISOを上げてもなるべくきれいに写るところを見つけておいてください。 次にf。なんか面倒くさそうな記号ですが、ようは絞りの事。とにかくそのカメラ(レンズ)で出来る一番小さな数字(明るい数値)にしてください。 正直に言うと、開放にすると画面の四隅が暗くなるとかピンボケしやすくなるとかの影響があるのですが、とにかく暗い流れ星を写すためならそんなことはお構いなし、できることは全てやっちゃいましょう。 そして一眼レフの場合ですが、お持ちであればとにかく明るいレンズ(f値が小さいレンズ)を使ってください。 ちなみに気合を入れて流れ星を写している人は1.2を使うそうです(管理人の使っている2.8は暗いそうな(-_-))。 写真で狙う場所ですが↓ ![]() 1 posted by (C)martind35 ↑昨日載せた写真に×印をつけてみました。 しし座を写してあるのですが、確かに×の部分から流れ星画と飛び出してきているように見えますので、一般的にはしし座を写す…と説明されているかもしれません。 でも管理人的には↓ ![]() 2 posted by (C)martind35 ↑これはしし座流星群のときにしし座から90度離れたところを写したものですが、ごらんのようにここでもいっぱい流れ星が写っています。 流れ星とは空のどこにでも流れる可能性があるので、特にしし座にこだわらなくても写せる可能性はあります。ので、せっかく星空を写すのだから星がきれいなところを狙ってみてはいかがでしょうか。 最後に、大事なことは前もって星が写るかどうか確認しておくこと。露出時間は空の明るさ加減にも左右されます。一般の方が「ここは暗い」と思っても、実際は星を撮るには明るくてダメ…なんてことは良くあるんです。(ので管理人は山奥まで行ってるんです)。その為にせっかくシャッターを切ったのに真っ白だった…なんてことではショボン(-.-)ですからね。 赤道儀なんてものはいらなくて普通の三脚で充分っ。なんか天気は悪い方向へ向かうようですが、数少ない晴れ間を使って練習をして、17日の大発生を期待して流れ星のショットをぜひモノにしましょう(^^)。 この撮影法に関しては後日追記する「カモ」しれません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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