カテゴリ:チェロキープレゼンス
Richard Hugh Blackmore リッチー・ブラックモア 1945年に英サマセット州ウェストン・スーパー・メア生まれ、現在70歳 11歳の誕生日に父親からギターをプレゼントされ、クラシックギターのレッスンを受ける フレットを押さえる小指が使えるのは、その時のレッスンが生きているからだと言っている 14歳の時、初めてエレキを手に入れ、学校を卒業してから空港で働くが、音楽への情熱が捨てきれず ローカルバンドとセッションを重ねて腕を磨きました リッチー・ブラックモア奏法は、元祖速弾きと言われ、スピード感のある強烈なリフとメロでだすクラシカルな伴奏の味付け ハーモニックマイナースケールを多用して、オルタネイトピッキングでリフでもソロでも、正確なピッキングを刻みます ライブでの即興演奏が得意で、手のでかい外国人ギタリストがよく使う親指奏法も特徴です ライブでギターを破壊するパフォーマンも有名(破壊するなら俺にくれ!) リッチー・ブラックモアが使用するエフェクト・ペダルはとてもシンプルなものでした アイワTP-1011という3ヘッドオープンリールテープデッキをトレブルブースターとして使用 その他、ホーンビー・スキューズのトレブルブースター、タウラスペダルシンセetc. ギターは68年製のフェンダー・ストラトキャスターですが、74年製のものが有名 2009年 リッチー・ブラックモア シグネチャーストラトキャスター ラージヘッド、指板がえぐれたスキャロップ・フィンガーボードにビンテージに近い細いフレット、ピックアップはセイモア・ダンカンの「クォーターバウンドSSL4」を搭載、ホワイトボディにブラックピックアップがアクセント なお、ピックは人の爪の感覚に近い鼈甲製のホームベース型を愛用 ディープ・パープル 第1期~再結成以降の第9期までありますが、1969年~1973年までのジョン・ロード(キーボード)、リッチー・ブラックモア(ギター)、イアン・ベイス(ドラマス)、ロジャー・グローヴァー(ベース)、イアン・ギラン(ヴォーカル)の第2期がディープパープルにとって黄金期、ヘヴィ・メタルの先駆的な存在となり、1970年以降のハードロックシーンにレッド・ツェッペリンと共に計り知れない影響を与えた ディープ・パープル・イン・ロック 1970年6月リリース 1. スピード・キング/Speed King 4:18 2. ブラッド・サッカー/Bloodsucker 4:12 3. チャイルド・イン・タイム/Child In Time 10:15 4. フライト・オブ・ザ・ラット/Flight Of The Rat 7:52 5. イン・トゥ・ザ・ファイヤ/Into The Fire 3:29 6. リヴィング・レック/Living Wreck 4:30 7. ハード・ラヴィン・マン/Hard Lovin' Man 7:10 このアルバムの反響は大きく、意欲的なツアー活動と共にハードロックバンド「ディープ・パープル」としての存在感を確かなものにし、プロモーション用として発売されたシングル盤「ブラック・ナイト」も大ヒットした ファイアボール 1971年7月リリース 1. ファイアボール/Fireball 3:22 2. ノー・ノー・ノー/No No No 6:52 3. ストレンジ・カインド・オブ・ウーマン/Strange Kind of Woman 4:07 4. 誰かの娘/Anyone'n Daughter 4:40 5. らば/The Mule 5:19 6. 愚か者たち/Fools 8:16 7:. 誰も来ない/No One Came 6:24 「イン・ロック」の成功でプレッシャーがかかり、メンバー達の評価は低いものの前作のヒットの勢いもあり、本国イギリスでは初めて1位に輝いた、ちなみに1曲目のファイアボールの最初の部分の効果音は、エアコンのコンプレッサーの作動音 マシン・ヘッド 1972年3月リリース 1. ハイウェイ・スター/Highway Star 6:05 2. メイビー・アイム・ア・レオ/Maybe I'm A Leo 4:51 3. ピクチャーズ・オブ・ホーム/Pictures Of Home 5:03 4. ネヴァー・ビフォア/Never Before 3:56 5. スモーク・オン・ザ・ウォーター/Smoke on the Water 5:40 6. レイジー/Lazy 7:19 7. スペース・トラッキン/Space Truckin 4:31 ファイアボールが初全英1位となり、さらなる成功をレコード会社もメンバー達も望み、スイスのカジノのステージでライブ形式での録音を計画しましたが、建物が火事で炎上してしまい頓挫してしまいました、しかしこの事件から、あの名曲「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が生まれた、この曲のリフはほとんどの方がダウンピッキングで弾きますが、正式にはアップピッキングで高音弦からストロークします 紫の肖像 1973年1月リリース 1. ウーマン・フロム・トーキョー/Woman From Tokyo 5:50 2. マリー・ロング/Mary Long 4:25 3. スーパー・トゥルーパー/Super Trouper 2:56 4. スムース・ダンサー/Smooth Dancer 4:10 5. ラット・バット・ブルー/Rat Bat Blue 5:23 6. プレイス・イン・ライン/Place In Line 6:31 7. アワ・レディ/Our Lady 5:12 レコーディングはイタリアとドイツで行われたが、この頃からメンバー間の人間関係が悪化して、綿密な打ち合わせをしないで制作されたアルバムと評価されていますが、ジョン・ロードはこの頃からシンセサイザーを使い始め、前衛的なソロを随所で聴けます ライブ・イン・ジャパン 1972年12月リリース 1. ハイウェイ・スター/Highway Star (8/16大阪) 6:47 2. チャイルド・イン・タイム/Child in Time (8/16大阪) 12:17 3. スモーク・オン・ザ・ウォーター/Smoke on the Water (8/15大阪) 7:36 4. ミュール/The Mule 【Drum Solo】(8/17東京) 9:28 5. ストレンジ・カインド・オブ・ウーマン/Strange Kind of Woman (8/16大阪) 9:52 6. レイジー/Lazy (8/17東京) 10:27 7. スペース・トラッキン/Space Truckin (8/16大阪) 19:54 ロック史上に残るライブ・アルバムの傑作として名高い、あまりの評判に海外では「Made in Japan」のタイトルでリリースされる 当初、日本のレコード会社の申し出により、来日公演をレコーディングすることになったが、バンド側はまったく乗り気でなく、次のような条件がありました 1. 日本のみで発売、演奏の状態が悪ければ発売しない、権限はバンド側 2. バンド側はテープを持ち帰り、ミックス・ダウンする 3. バンド側のスタッフが録音する 以上の条件下で日本製の録音機材を使ってレコーディングが開始された 皮肉なことにアメリカでビルボード・チャート6位まで上昇し、プラチナディスクを獲得、本国イギリスやヨーロッパでも好評でシングルカットされた「スモーク・オン・ザ・ウォーター」も全米4位まで上昇しゴールドディスクに輝いた お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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