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カテゴリ:コラム
いもーにんぐ ![]() 種子島ゴールドの焼き芋。コーヒーをお供に ![]() ※いもーにんぐ:さつまいもとモーニングを掛け合わせてみた、造語です。 朝の挨拶だったり、さつまいもを食べる朝ごはんを伝えたいときに。笑 ![]() 暮らしの中で欠かせないモノ。 その存在に支えられたり、それがあるから頑張る力が湧いてきたり。 きっとその対象は、十人十色。 自分にとってのそれに出合えたら、世界が少しずつ広がっていくかもれない。 ![]() ※水洗いした加熱前の種子島ゴールド 私が“さつまいも”に目覚めたのは、親元を離れて暮らし始めた20歳の頃で、 新生活で忙しない日々の中、ふと恋しくなる味がありました。 それが、“さつまいも”でした。 当時、近所のスーパーで出会った3種類(紅あずま、紅はるか、安納芋)で、 蒸かし芋を作って食べてみると、ホッとする味に一気に体が包まれて、 肩の力がスッと抜けていきました。 ずっと求めていたのはこれだったんだなぁって、頬が緩むのを感じました。 母がよく、蒸かし芋を作り置きしてくれていたり、 冬は近所にリアカーを引いて焼き芋を売りにくるおじいちゃんがいて、 おじいちゃんの焼き芋の歌が聴こえてきたら、家を急いで出て買いに行ったり。 そんな景色を思い出し、懐かしい味に力をもらったと同時に、 “さつまいも”には色んな種類があることを知って感動しました。 今振り返ると、それが、私が“さつまいも”の魅力に目覚めた瞬間だったんだと思います。 表面や果肉の色、食感、よくみると形も違います。 でこぼこ、艶やか、太かったり細かったり。 触感は、サラサラもあれば、ちょっぴりザラってしているのもありました。 調べてみると、沢山の品種があって、産地や栽培方法にも違いがあることを知りました。 (2023年現在の品種数は、60以上あるといわれています! ) さつまいもにも色んな個性があるんだなあと、何だか嬉しくなって、 気づけばもっと知りたくなっていました。 “さつまいも”と聞くと、真っ先にどんな色を思い浮かべるでしょうか ![]() 皮の色が紫で中身は黄色というイメージが強かった私に、 種子島ゴールドは、新たな発見をくれた品種のひとつでした。 種子島ゴールドの皮は、黄色みかがった白で、果肉は紫色をしています。 古くから鹿児島県種子島で栽培されてきた品種で、加熱したら果肉の紫色がさらに鮮やかになるのも種子島ゴールドの特徴なのだそうです。 種子島ゴールドの焼き芋は、天然の紫芋餡のようで。 ホクホク頬張ると濃厚な甘みが徐々に広がって、紫芋特有のフルーティな香りが届きました。 果肉は、アメジストのようで、 よくみると、濃淡さまざまな紫の色彩が集まっていて美しいんです。 ![]() 種子島ゴールドの果肉ドアップ♪ ![]() ※加熱後の種子島ゴールド。加熱前よりしっとり感伝わる? 暮らしの中で欠かせないモノ。 その存在に支えられたり、頑張る力が湧いてきたり。 感動から生まれた思いは、力となって、未来で繋がって。 これから触れてみたい景色とか、 また会いたい人たちの顔を思い浮かべながら、 これからも一歩一歩。 【今回のお芋 ![]() 品種:種子島ゴールド(253g)
電子レンジのオーブン機能を使用。 さつまいもは水洗いして、なにも巻かずにありのままの姿で焼く。 今回の温度は、予熱なしの210℃で50分、裏返して今度は150℃で50分。 優しく指先で触れて、凹むくらいの柔らかさになっていたら焼き加減グー ![]() ※加熱時間や温度は、使用する機器やお芋のサイズで変化するので調整が必要です。 またお芋は高温になるので、焼いたお芋に触れるときは軍手をして火傷に注意が大切です ![]() ほっこり ほかほか さつまいも ![]() ![]() ‥…━━ *‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ‥…━━ * ★Instagram▼ ★さつまいも伝道師いもりんwebsite▼ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2023.03.21 10:30:48
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