カテゴリ:食関連
“パン”や“お菓子”“うどん”“ラーメン”に“お好み焼き”や“たこ焼き”、また“てんぷら”に必ず必要な食材の“小麦粉”。
その昔、それも相当むかしの事、その“小麦粉”の事を“メリケン粉”と呼んでいたのをご存知でしょうか。 ご存知の方は、そこそこの年配者だということになるのかも知れません。 その“メリケン”という言葉はなにっ? というと… そうです、ご想像のとおり“アメリカン”という言葉が訛ってできた言葉なのです。 ではなぜ“小麦粉”の事を“メリケン粉”といっていたかというと、こういうことのようです。 発祥は神戸です。この神戸という街はもともと港町で、海外との貿易が盛んで栄えた街です。 その昔からアメリカ総領事館もそこにあって、アメリカから入ってくる数々の輸入品の中には、当然のごとく小麦粉の輸入も多かったということになる。 いつの間にかその“輸入小麦粉”のことが、“メリケン粉”と呼ばれるようになった、というようなところが真相らしい! それで、その小麦粉を運んできた貨物船が停泊するところを“メリケン波止場”と呼び、現在は“メリケンパーク”とネーミングされ、神戸名所のひとつにも数えられている。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2010.08.26 11:30:23
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