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テーマ:ニュース(99487)
カテゴリ:ラテンアメリカ・スペイン・スペイン語
http://www.asahi.com/international/update/1028/TKY201010280123.html
アルゼンチンのキルチネル前大統領死亡 現大統領の夫 アルゼンチンからの報道によると、ネストル・キルチネル前大統領が27日朝、同国南部カラファテの病院で心臓発作のため死去した。60歳だった。キルチネル氏は、クリスティナ・キルチネル現大統領(56)の夫で、同国で最も影響力のある政治家と言われていただけに、その急死に国民は衝撃を受けている。 キルチネル氏は、学生運動のさなかに仲間のクリスティナ氏と結婚。弁護士から、地元サンタクルス州内の市長や知事を務め、2003年に大統領に初当選。1期務めた後、妻が大統領になった。01年末から危機に陥っていた同国経済の立て直しに取り組み、国際通貨基金(IMF)との交渉などをへて、経済回復に導いた。軍事政権時代に子供を殺された親たちの人権団体などを支援し、手厚い貧困対策で国民に支持された。 現地報道によると、「妻クリスティナ氏の政治的な決定は、夫のキルチネル氏がしている」と政治学者らが分析するほど影響力を保っていたという。現大統領の任期は11年12月に満了するが、キルチネル氏の再登板も取りざたされ、「夫婦の間での政権のたらい回し」と批判する声もあった。 ---------------- びっくり仰天しました。まだ60才なのに・・・・・・。それにしても、心臓発作とは、アルゼンチンの「国民病」と言ってもいい亡くなりかたではあります。 何しろ、こういう方↓ こういう方↓ こういう方↓ こういうお姉様↓ こういう体型の方々が幅をきかせているお国柄だけに、心臓病、脳溢血、癌がかなり多いようです。 ただし、その中にあって、ネストル・キルチネルはこんな体型です。↓ 全然太っていない。身長がものすごく高いので、体重はそれなりにありそうですが、成人病になりそうな体型ではありませんでした。それなのに心臓発作・・・・・。 残念なことです。 ネストル・キルチネルは、新自由主義経済信者から見れば、ばらまき主義のポピュリストであったろうし、反新自由主義派(私もその一人ですが)から見れば、民衆の側に立った政治家でした。しかし、一つだけ確実に言えることは、2001年末、国家破産状態に陥り、デフォルトに追い込まれたアルゼンチンの経済は、キルチネル政権の下で奇跡的な回復を見せたということです。もちろん、キルチネルの政策が経済回復をもたらしたのか、たまたま経済回復する時期に大統領に就任したのかは、意見が分かれるかも知れませんが。 ただ、跡を継いだ妻のクリスティーナ・キルチネル現大統領は、支持率低迷気味です。記事にもあるように、クリスティーナ・キルチネル政権の陰の大統領は夫ネストルだとも言われていますが、これからどうなるかが問題です。 何はともあれ、優れた政治家の死は残念なことです。 ※写真は上からオラシオ・グァラニー、サンバ・キピルドール、アルヘンティーノ・ルナ、最後の女性歌手は今年亡くなったメルセデス・ソーサ 追記 記事をアップした後で調べたところ、ネストル・キルチネルは今年に入ってすでに2回心臓の手術を受けていたそうで、もともとリスクを抱えていたようです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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