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テーマ:山登りは楽しい(12125)
カテゴリ:登山・自然・山と野鳥の写真
夜行日帰りで、北アルプス最南端の山、乗鞍岳に登ってきました。
![]() リバイバル特急あさま号・・・・・・・ではなく ![]() 快速ムーンライト信州です。乗ろうと思っても指定券が全然取れなかったのですが、久しぶりに指定券が取れました。多分、乗るのは7~8年ぶりでは。189系も、果たしていつまで現役でいられるしょうか。もっとも、今も多客期の臨時特急などではよく遭遇しますけどね。 ![]() 翌朝、乗鞍の登山口は、この時期位ヶ原山荘ですが、そこまでバスを3本乗り継いでいかなくてはなりません。その3本目の乗り継ぎ待ち、乗鞍高原観光センター前から、乗鞍岳を撮影しました。 ![]() 桜が咲いています。(ソメイヨシノではないけれど) このあたりで標高1500m以上あるのですが、すでに雪はまったくありません。1500mというと、上高地が同じくらいの高さですが、上高地は、例年ゴールデンウイークには多少は雪が残っているものですが・・・・・・。 ![]() この時期の乗鞍岳登山口、位ヶ原山荘前に到着、さすがにここは雪があります。標高2350mくらいです。夏から秋にかけては、更に高い2700mの畳平までバスが行きます。 バスは3台、登山者はかなり多かったのですが、その大半は山スキーで、スキーもスノボもない純然たる登山者は少数派でした。 ![]() 雪の量は1mあまり、というところでしょうか。この時期に乗鞍に来るのは初めてなので正確なところは分かりませんが、例年よりは雪は少ないようです。天気はまだ晴れです。 ![]() 乗鞍に向けて歩き始めます。 ![]() 目指す乗鞍岳は目の前。 ![]() 穂高連峰が背後に姿を現しました。左が奥穂高、吊尾根を挟んで右が前穂高です。槍ヶ岳はまだ隠れています。 ![]() このあたりから若干うす曇で日がかげり始め、風が強くなり始めました。でも、まだまだ視界はあります。 ![]() 山頂付近のアップ。夏とは違い、この時期に定まった登山道はありません。登れるところならどこを登ってもいい。私は、ほぼ、山頂への最短距離を登りました。 ![]() 旧乗鞍コロナ観測所。今はコロナ観測は人工衛星に取って代わられ、自然科学研究機構乗鞍観測所になっています。かつては冬も人が常駐していたようですが、今は冬季は閉鎖のようです。この観測所が、海抜2800mくらいです。緩やかな斜面ですが、だいぶ登ってきました。 ![]() 山頂までもうちょっと。しかし、このあたりから、風はかなり猛烈になってきました。 ![]() 山頂に至る稜線に到着。しかし、風がすさまじい。厳冬期並です。厳冬期でも、ここまでの烈風は珍しいかも。とりあえず、立ってられない、ザックを空けられない、手袋を外せない。写真を撮るのが一苦労でした。カメラが飛ばされるかと思いました。帽子を飛ばされた登山者がいました。私は大丈夫でしたけどね。かなりお腹がすいてきたのですが、とても食べ物をザックから取り出せる状況ではありません。山頂は、ほら、こんなに目の前。でも、ちょっと前に進めそうにありません。まあ、滑落しても死ぬような場所ではないのですが、あの山頂まで行ったところで、これじゃ楽しくないだろうな。しかも、翌日の天気が荒れることは予報で分かっていましたから、ということはこれから天気は下り坂になるわけで、待っていれば風が収まる可能性も少なそうです。 続きは次回。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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