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2018.02.14
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カテゴリ:政治
<政府>新元号、公表時期で苦慮 保守派に年明け論も
2019年5月1日の皇太子さまの即位に伴って改める新元号について、政府は事前の公表時期をいつにするか苦慮している。コンピューターシステムの改修に配慮し、今夏ごろの公表を検討していたが、伝統を重んじる保守派からは現在の天皇陛下の在位中の公表への反発がなお強い。また、政府内でも、事前公表による新元号への賛否の議論の過熱を懸念する見方もある。自民党内では9月の党総裁選後が望ましいとの声もあり、「今秋以降」との声が強まりつつある。
政府が事前公表を検討するのは、元号を使用する官民のシステム改修などの時間を確保するためで、一定の周知期間を置くことを考えている。これに対し、自民党の保守系議員は最近、複数の首相官邸関係者に「早く公表し過ぎると天皇陛下に対して失礼にあたるのではないか」と働きかけ始めているという。
理由の一つに、19年1月7日に陛下が自ら執り行われる昭和天皇逝去30年式年祭がある。これと合わせて政府は陛下の在位30年の祝賀行事を実施するかを検討中だ。こうした行事より前に新元号を公表した場合、国民の関心が新天皇に移り、平成の時代を振り返ったり陛下の在位30年を祝ったりする雰囲気がそがれる、との意見が保守派に強まっている。
天皇1代に元号一つと定めた明治時代以降、改元と天皇の代替わりが密接に結びついたことを保守派が強く意識しているのも背景にある。安倍政権としては、固い支持層の懸念には一定の配慮が必要だ。
これとは別に政府内には「早く公表し過ぎると、改元の前から新元号に関する賛否の議論が起こる」(事務方)との懸念もある。平成への代替わりの際に新元号への賛否が話題になったが、発表と改元がほぼ同時だったためすぐ沈静化した。事前公表して、新元号に不満が出た場合、祝賀ムードに水を差す可能性がある。(以下略)

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29年前に、「昭和」から「平成」に改元が行われた当時、すでにコンピュータやオンラインシステムは存在しましたが、現在ほど社会に深く浸透していたわけではありません。
確か、運転免許証が、改元直後は発行日・有効期間を平成に改めることが間に合わず、裏面にゴム印で平成×年と押印するという対応がとられました。当時私が持っていた免許証が、ちょうどそういうレアものな免許証でした。
現在は、当時とは比較にならないくらいコンピュータが社会に普及し、なおかつ各種オンラインシステムが相互に連携し合っています。もっとも、その代わりと言ってはなんですが、役所を例外として、民間企業における元号の使用頻度は大きく下がっていると思われます。特に外国との取引がある企業は、国外では通用しない元号は使用しないでしょうし、そうでなくても、改元の度に大きな労力と経費をかけるのは避けたい、と平成の開元の際に学んだ企業は多いでしょう。
役所だって、元号の使用なんてやめてしまえ、とわたしは思わないこともないのですが、残念ながら役所は法律で元号の使用を縛られているので、それはできそうにありません。

それにしても、改元に際して、少しでもシステム上のトラブルを回避するには、できるだけ早く次の元号を決めて、準備期間を長く取るべきと思うのですが、そうは考えないのが「保守派」という連中のようです。
「早く公表しすぎると天皇陛下に対して失礼」という言い分には、驚きを禁じえません。それをきみたちは天皇から聞いてきたのか?
そんなはずはありません。天皇が退位を言い出した理由は、自身が高齢となったこと、「即位の礼」と「大喪の礼」が重なることは新しい天皇やその周囲に負担が大きいこと、など様々の理由があります。しかし、その中で、ある日突然天皇の死とともに平成の元号が終わり、翌日から新しい元号、という状況は社会に負担が大きいことも、決して小さくない理由の一つなのではないでしょうか。天皇に対して失礼、などというのは、無用な忖度というものです。というより、むしろ天皇の名を利用しているものの、実際には自分たちの個人的な思いに過ぎないのでしょう。

そもそも、5月1日という改元に日付自体が、政治的な都合だけを考えて、社会的事情を考慮しないものだと言わざるをえません。普通に考えれば、予定しての改元なんだから、1月1日がわかりやすいに決まっているじゃないですか。一年に二つの元号が並存するのは、混乱の元です。または、元号などもはや役所だけのものだという前提に立てば、役所の年度の切り替わりである4月1日でもよいですが、そのどちらでもない5月1日を改元の日に選ぶのは、無用な混乱を招きたいだけとしか思えません。

まあ、それらのことを強行すれば、社会全般に一層元号離れが進むだけのことでしょうけどね。前述のとおり、もはや元号を使う企業は少数派でしょうが、その少数派の企業も元号の使用から離れていくでしょう。一般社会の日常生活からも元号の使用は離れていくでしょう。正直言って、わたし自身も、仕事上は別にして、仕事以外の日常生活では、元号はほとんど使いません。使うとしても、個別具体的な何年、ということではなく、世代論、年代論としての言い方がほとんどです。昭和ヒトケタ世代とか、昭和50年代とかそういう言い方で、それもほとんど昭和以前に偏っており、平成はそういう使い方もあまりしていません。
それでも、前述のとおり、役所はこの愚行に付き合わざるをえず、それによって無駄な労力と経費を使うことになるのでしょう。馬鹿馬鹿しい話です。

話はまったく変わりますが、エクセルは元号に対応していますが、あれも元号が変わると修正パッチが必要になるのでしょう。私が自宅で使っているのは古くてすでにサポートが切れた版なので、何の対応もとられないかもしれません。もっとも、前述のとおり、わたしは自宅では元号は使わないので、それで困ることは特にありませんけどね。





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最終更新日  2018.02.14 20:28:11
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