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カテゴリ:その他
集中治療室への悪質営業電話、「誰か死んでも構わない」と罵倒も…救急医が怒りの告発
医療機関、とりわけ緊急治療を要するCCU(重症冠動脈疾患集中治療室)へのイタズラ電話に対し、憤りをつづった救急医の投稿がネット上で話題を呼んでいる。命に関わる現場への悪質な迷惑行為に対し、SNS上では批判の声が殺到。都内で救急診療を行う救命医エルメスさんに詳細を聞いた。 「不動産業者へ あなたが昨日一回だけ当院へ電話してきた不審電話 医者の名前を語って個人情報を聞き出そうとした電話 CCUホットラインですよ あなたは医者ですか? コレはCCU 命につながる電話です」「何度も説明しました 私は医者だと名乗り続けました 折り返しの連絡先を聞いたら罵詈雑言 都内の救急医療はパンクしてます ホットラインが鳴り続けています」~ 「~かけ直すために折り返しの連絡先を教えてほしいと伝えましたが、『なんで口頭で言えないの? 急いでるんだけど、すごく困るんだよね。口頭で言ってくれる?』『だから、なんで口頭で言えないの? 急いでるんだよ。口頭で言えばすぐ済むだろ。ふざけるな』というどう喝の末に切られました。後日、その先生に確認したところ、電話はしていないとのことでした」 緊急ホットラインへの不動産業者を名乗った電話は過去にも複数回あり、「心肺蘇生中の音が聞こえませんか? 電話やめてください」「命に関わる電話なので、二度と電話しないでください」と告げたところ「ふーん、それで?」「誰か死んだって構わないよ。それより節税のいい話があるんですよ」と食い下がられたこともあるという。 --- 私は医者じゃないですけど、この手の、セールスだか嫌がらせだか脅迫だか分からないような「押し売り」系セールス電話には、かつて散々な迷惑を受けました。 職場で、特定の同僚、上司に対して1日に3度も4度も電話をかけてきて、その度に「興味ありませんから」と断っているのです。おそらくその時点で相当の物言いがあっただろうと思うのですが、とうとう私がしびれを切らせて何度目かの電話の際に「もうこれ以上取り次げませんから」と言ったところ、逆切れして「市民に対してその言いは何だ」とか、意味不明のことをほざき始めたわけです。それに対して腹の中では毒づきつつも、口に出して罵倒を返すわけにもいかず※、黙って電話をガチャ切り(笑)したら、そのあと10回か20回か、嫌がらせ電話をかけ続けてきたことが強烈な記憶として残っています。 ※もっとも、その当時は私もうぶだったのでそんな対応でしたが、その次に異動した部署で散々鍛えられまして(爆)電話で「お客さん」相手に怒鳴り合いとか平気でするようになりましたけどね。 そのときの記憶が強烈で他の例は記憶があいまいですが、その時以外にも当時は職場に複数の同僚や上司に対して頻繁にその種のセールス電話がかかってきていました。ほとんど不動産投資話だったように思います。断り切れなくて、職場まで営業が押しかけて来たこともありました。最後どうやって断ったか記憶がありませんが、押しかけて来たのはそこまで態度の悪い奴ではなかった記憶があります。もちろん契約は断りました。 そして、自宅にもその種のセールス電話が来たことがあります。これがまたすこぶる態度のよろしくない輩で、相手にするのも面倒で途中でガチャ切りしたら、即座にリダイアルしてきて 「なんだか途中で切れてしまったようなので」というので 「切れたんじゃないですよ、興味がないから切ったんですよ」と応じたら 「なんだ、その態度は」と来ました。 なんだ、その態度は、というのはこっちの言いたいセリフでしたけど。 しかし、職場じゃなくて自宅の電話ですからね、「お客様」に対する物言いに配慮する必要性はゼロですから、「倍返し」の勢いで怒鳴り返して電話を切ったら、やはりそのあと何度も電話をかけてきました。自宅なんで、もう電話に出なかったですけど、後から考えれば、出たうえで保留にでもしておくのが一番効果的な対応だったかもしれません。 というような出来事は、職場で経験したのは前の前の部署にいた時なので15年くらい前だし、自宅も10年以上前だったと思います。それ以降は、私個人としてはその種の押し売りセールス電話を受けたことがなかったので、もうこの種のやり口は絶滅したものだと思っていました。 ところがどっこい、まだそんなことをやっている会社があるんですね。この記事だけではなく、職場でもこの1~2年の間に、別の部署でその種の押し売りセールス電話の被害があったという注意喚起がありましたので、未だにあるんですね。 それにしても「誰か死んだって構わないよ。それより節税のいい話があるんですよ」は最強すぎるセールストークというものです。誰が死んでも構わないならお前が死ね、と言いたくもなる。いや、こんなトンデモなセールストークで契約に応ずる人なんているのかな?と思います。 しかし冷静に考えると、応じてしまう人はいるのでしょうね。 わたしなんかはそれなりに「鍛え」られているから、怒鳴られようが恫喝されようが、屁でもない-わけではありませんが(そりゃもちろんそれなりに心理的圧迫感はあります)、少なくとも怒鳴られたから思考停止になるとか、ましてや契約に応じてしまうということはありません。だけど、世の中にはそういう相手に対する場数を踏んでいない人も多いわけで、ああいう態度を足られただけで恐怖心を抱いて契約に応じてしまう、という人もいるのでしょう。100人にガチャ切りされても1人そういう「カモ」を捕まえるだけでも商売が成り立つ、とすれば「カモ」にされた方がむしり取られる金額は相当のものでしょう。不動産投資なんて、当然かなりの高額でしょうからね。 商売として本当に悪質であり、被害としてはオレオレ詐欺とあまり変わらないように思います。 いや、ほんとうにこういう悪徳商法(十分にそう呼ぶに足るものと思います)は、オレオレ詐欺と同様に取り締まってほしいものです。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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