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カテゴリ

2024.02.27
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テーマ:ニュース(99476)
カテゴリ:環境問題
オイシックス会長が辞任 「放射能汚染水」投稿で
食品宅配のオイシックス・ラ・大地は22日、藤田和芳会長が同日付で辞任したと発表した。Xの個人アカウントで、東京電力は福島第1原発の「放射能汚染水」を流し始めたという趣旨の投稿をしていた。会社側が不適切だとして3月末までの停職処分を決めたところ、藤田氏が辞任を申し出たという。
高島宏平社長は藤田氏への監督責任を明確にするとして、3月末までの役員報酬の10%を自主返納する。
オイシックスは、藤田氏の投稿が不必要な風評被害を引き起こす可能性があったとして、懲罰委員会を開催した。

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社民・福島瑞穂党首、原発処理水を「汚染水」と引き続き表現「完全に除去されていない」「少量でも問題」
社民党の福島瑞穂党首が24日、都内での党大会終了後に会見。福島第1原発の処理水海洋放出開始から半年が経ったことに触れ、同党が処理水を「汚染水」と表現する理由について持論を展開した。
福島氏は「なぜ(処理水を)汚染水と言っているかというと、完全に除去されているという立証がされていません。完全に除去されていないわけですから、それはもう処理汚染水というか、放射性物質は少量でも問題。私たちは、タンクに貯蔵するとか、他の方法があるわけですから、海に放出することには反対です。ゼロではないわけですから。問題だと考えている」と述べた。
記者団から「環境への影響、人体への影響は確認されていない」と問われると、福島氏は「この処理汚染水の問題は、極めて長期に渡ると思います。先日も、経済産業大臣が東電に対して申し入れを行いました」と、同原発の汚染水浄化装置から汚染水が漏れ出した事故を挙げた。~

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どうやら、ALPSで処理されて海洋放出されている水のことを「汚染水」と呼ぶと非難が集中して、大臣を辞任したり企業の役職を辞任したり、弁明を求められるのが今の日本の状況のようです。
しかし、ALPSで処理してもトリチウム水は除去できないことが分かっています。通常の水と化学的特性が同一なので、分離が不可能だからです。
トリチウムはベータ線を放出します。ベータ線の透過力は非常に弱いので、紙一枚でも遮蔽することができ、外部被ばくの心配はほぼありません。しかし体内に取り込んでしまえば、内部被ばくを避けることはできません。

そのトリチウム水を除去する術は、現在の技術ではありません。
その水を、政府や電力会社が「処理水」と呼ぶのは勝手です。ALPSで「処理」をしたことは事実ですから、そう呼ぶことに根拠がない、とは言いません。
しかし、「処理水」「汚染水」という呼称の法的、あるいは科学的、客観的な基準はありません。ALPSで処理してもトリチウム水は除去できていなのだから、その水を「汚染水」と呼ぶことは、少なくとも間違いであるとは私は思いません。
例えば社会保険料を「税金」あるいは「税金と同じ」と称する人がいます。政府や自治体の公式見解とは違いますし、実際保険料は税金とは違いますが、だからと言って、社会保険料を「税金」と呼ぶことを非難する人はいません。そんなものは、表現の問題、価値観の問題に過ぎないからです。
それが「汚染水」になった途端に青筋立てて怒り出す人が現れるのは不思議なことです。

で、その「処理水」を海中に投棄するわけです。IAEAは、海中投棄について反対はしていないものの「推奨も支持もしない」と明言しています。わたし個人としては、トリチウム水が基準値をちょっとでも超えたら直ちに健康に重大な危険が生じる、とまでは思いません。しかし、漠然とした不安は感じます。その不安を「非科学的」となじる人は、物理化学分野の科学は知っていても、人間の心理という科学は知らない、ということでしょう。

「汚染水」が政府や電力会社の言い分に対して真っ向から異を唱える言葉であることは間違いありません。しかし、この国では政府の決めた言葉に従わないだけで非難されるのでしょうか。だとすれば、それは言葉狩りとどこが違うのでしょうか?「汚染水」という言葉を撲滅すれば、トリチウム水が消滅するのでしょうか?

コロナ流行期に、自粛警察、マスク警察※というのが流行りましたが、それが「汚染水」という言葉を標的にした「汚染水警察」になっただけです。ウザイったらありゃしない、というのが偽らざる思いです。

※マスクについて、わたし自身は、コロナ禍当時マスクは必要だったと思っており、現在でも混雑した通勤電車や職場など、人の多い閉鎖空間ではマスクを着用しています。ただ、他人がマスクをしないことに目くじらはたてませんでした。自分がマスクをしていれば自分の身は守れるからです。間近で大声、咳、くしゃみを連発されたら別ですが。
それに、屋外では、人混み以外はマスクをする必要は感じません。
ところが、コロナ禍当時、屋外で、それも初夏から盛夏、マスクをすることが苦痛な時期に、決して人混みではない場所で、マスクをしていないことに文句を言われたことが何回かあります。こういうのがマスク警察なんだなと思いましたね。





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最終更新日  2024.02.27 20:18:45
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