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2024.04.17
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三宅島で撮影した鳥(と哺乳類)の写真です。
早朝、大路池にて。


コマドリ(亜種タネコマドリ)かなり近かったです。トリミングなしの写真です。


タネコマドリ。アカコッコ館の近くで、大路池まではまだ少し距離のある葉所です。
早朝5時半過ぎのためまだ暗く、高感度でシャッタースピードが遅いため、あまり鮮明な写真にはなりませんでした。ただ、10分近く同じ場所でさえずっていたので、写真は大量に撮れました。(ピンボケ写真もありましたが)


タネコマドリ、盛んにさえずっていました。


大路池にはコサギ、アオサギ、ウがいました。ウはカワウだと思って写真を撮ったのですが、後で撮った写真を確認するとウミウのようです。


タネコマドリ、2度目。これは大路池のすぐ近くです。先ほどより1時間後、6時50分前後。先ほどより距離が近く、夜明けから時間が経ってだいぶ明るくなりました。やはり7~8分同じ場所(その間に少しだけ動きましたが)でさえずり続けていました。


タネコマドリ、トリミングしたら画面からはみ出しそうです。


タネコマドリ、わずかに移動しましたが、先ほどと同じ個体です。


タネコマドリ、さえずっています。


タネコマドリ。

更にさらにその1時間後、大路池からアカコッコ館方面に引き返す途中で3度目の遭遇です。


タネコマドリ、7時35分過ぎ、今度はほんの1~2分しか姿を見せてくれませんでした。


タネコマドリ


やはりさえずっています。


タネコマドリ

動画も撮りました。


一度目の三宅島ではタネコマドリに完全にフラれ、2度目もかろうじて逆光の黒い写真を数枚撮れただけでしたから、今回はこんなにいっぱいタネコマドリが撮れて大満足でした。
その代わり、アカコッコもイイジマムシクイもカラスバトもオーストンヤマガラもシチトウメジロも、モスケミソサザイも、ミヤケコゲラすら撮れませんでした。
声は散々聴いています。カラスバトとアカコッコは何度か姿も見ているのですが、バタバタバタと飛び立って気が付く状態で、撮影はできませんでした。イイジマムシクイなんか、そこいらじゅうでさえずっているのに、姿は見られませんでした。オーストンヤマガラも、何度か鳴き声を追ったけど、ダメでした。ついでに、大路池にはいないと思っていたウチヤマセンニュウの声も聴きました。コゲラもシチトウメジロも(鳴き声は本土の亜種と変わらないので)いましたが、とにかく、撮りたいと思った鳥の声はすべて聞きましたが、すべてフラれました。
その分の幸運がすべてタネコマドリに集約されたと考えれば、全然問題ないんですけどね。イイジマムシクイとウチヤマセンニュウは昨年、写真を撮っていますし。


錆ヶ浜(阿古)まで戻って、メガネ岩近くにて。ウミウが数羽いました。メガネ岩の辺りも探鳥スポットたそうで、通りがかりの人にも「ムナグロがいるよ」と言われましたが(もっとも、ムナグロは本土でも渡りの時期になれば見られますが)、このウミウ以外見られませんでした。


モズもいます。もちろん東京23区でも見られる鳥です。あとは、ツバメ、ヒヨドリ、ハシブトガラス、ホオジロ、トビ、キジバト(カラスバトではなく)、アオサギ、コサギなど。

何とかアカコッコを撮影できないかと、乗船ギリギリまで(船が遅れたので、本来なら出航時間の午後1時半の時点でまだ)歩き回っておりました。
残念ながらアカコッコは最後まで撮影できませんでしたが(撮影する前に飛んでしまったのが何度か)、最後の最後で


イタチが出てきました。実はこれもカメラを向ける前に逃げてしまったのですが、そう思っていたら引き返してきたのです。
1980年代に本土から移入されて増殖しています。三宅島では外来生物で、鳥の捕食が問題となっています。


イタチ。
三宅島はバードアイランドとして有名なのに、もっと南の八丈島は野鳥観察の面ではそこまで有名ではありません。実は、今回撮影したタネコマドリにしても、イイジマムシクイはじめとする見られるの野鳥のほとんどは、八丈島にも分布しています。
それなのに八丈島が探鳥スポットとして三宅島ほど有名ではない理由は、いくつかあると思いますが、戦前からイタチが導入され、その捕食圧によって鳥がだいぶ数を減らしたことが大きな理由になっています。
三宅島にイタチが導入されたのは1980年代なので、八丈島よりは歴史が新しく、八丈島に比べれば鳥相への影響は小さいのですが、それでもかつてに比べれば三宅島の鳥はだいぶ減った、という意見もあるようです。それに、三宅島に行くたびに毎回イタチには遭遇しており、だいぶ増えているみたいです。その影響は今後さらに大きくなるかもしれません。

なお、八丈島にイタチが導入された歴史的経緯を踏まえて作られた児童文学に「冒険者たち ガンバと15匹の仲間」があります。「ガンバの冒険」としてテレビアニメ化もされています。
ただねえ、「冒険者たち」の中では完全悪役だし、実際外来生物として環境上問題はあるのですが、それにしても、とにかくかわいいのですよ。

なお、八丈島や三宅島(その他に北海道にも)に移入されたイタチはニホンイタチであり、それらの地域では外来生物として問題をはらんでいるのですが、その一方日本本土では、ニホンイタチは外来生物※であるチョウセンイタチに圧迫された、分布域を狭めています。

※日本国内でも対馬たけは元々チョウセンイタチが天然分布していました。


橘丸乗船直前、桟橋でイソヒヨドリを撮影しました。これもまあ、本土の東京で見られる鳥ですが。

帰路の船上で撮影した海鳥については次回。





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最終更新日  2024.04.17 19:00:07
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