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テーマ:政治について(20231)
カテゴリ:政治
元グラドル不倫の玉木代表を党が“倫理調査”処分を審議「家族や相手あり話しにくいところも」
女性との不倫デートが報じられた国民民主党の玉木雄一郎代表を巡り、新たに党の倫理委員会で調査を行うことが13日に決まりました。 国民民主党・玉木代表: 調査には真摯に応じて、答えられることにはすべて答えたい。 発端は11日、一部メディアが報じた玉木代表と39歳の女性との不倫デートです。 玉木代表はこれを事実と認め謝罪。 その後、党は玉木代表の続投で一致していましたが、一部議員からは「最低だ」「玉木雄一郎を甘やかさないで」などと批判的な意見が出ていました。 そうした中、国民民主党は党の倫理委員会で調査することを決めたのです。(以下略) --- 元々国民民主党も玉木もまったく支持するものではありませんが、それにしてもこの騒動には呆れました。 個人的には、相手の女性も、「いい年してその格好」と思わないこともないのですが、ともかく相手の女性は、「高松市観光大使」をクビになりそうだということです。首にならなくても、もはや仕事にならないだろうということは容易に想像が付きます。 ところが、当の玉木代表はおとがめなしで続投なんだとか。 「プライベートの問題だから」ということなのですが、さかのぼれば4月の衆院補選の際、東京15区で国民民主党から立候補予定だった高橋まり氏に出馬を辞退させるという騒ぎがありました。 高橋まり氏が風俗業(ラウンジ勤務)で働いていた前歴が問題視されたとしか思えません。 国民民主党側の言い分では、風俗業だからではなく重大な法令違反の疑い、というのですが、その「疑い」の根拠は説明されていません。 もちろん想像は付きます。高橋氏は「お金に困っていた時期で、生活保護を受けながらラウンジで働いていた」などと説明していたことが「不正受給だ」とバッシングを浴びたことが原因なのでしょう。 働きながら生活保護を受けることは、不正受給ではありません。働いた収入を隠して生活保護を受けることは不正ですが。 生活保護は、保護基準を下回る収入しかない場※に、基準に足りない部分を保護費としてもらえる制度です。まったく無収入であれは、保護基準の全額がもらえますが、収入があっても、それが基準より少なければ差額分がもらえるわけです。なお、働いた給料の場合は、その一部が「基礎控除」として収入認定から除外されるので、例えば給料の手取りが10万円あったとしても、大雑把に言えば7万5千円くらいの収入として計算されます。 また、たいていの場合給料は毎月一定の日に締め日があって、その後に給料日が来ます。つまり、働き始めて最初の1か月は給料がないので、仮に保護基準を大幅に上回る給料だったとしても、その最初の給料日までは働きながら生活保護を受ける、ということになります。 ※ただし、生活保護の申請に際しては、単純に収入が保護基準より少ないだけではなく、「手持ちの資産は生活維持のために活用する」ことが条件となります。具体的に言えば、預貯金は保護基準の1か月分以下(運用上は、たいていその1/2以下)にならないと補遺活保護の対象になりません。 高橋氏の場合がどうだったのかは、私には分かりません。しかし、少なくとも「不正である」とする根拠が「働いていたから」ただけだとしたら、そんなものは前述のとおり、なんら根拠ではないし、それ以外の具体的根拠が示されたのを見たことはありません。何の根拠もないのに、他人を「不正受給」などと批判するのは「デマ」というしかありません。 というわけで、結局のところ、高橋氏が風俗業の前職があったこと、あるいは生活保護を受けていた過去があること、のいずれかあるいは両方を理由に立候補を辞退させたと考えるしかありません。 風俗業従事も生活保護受給も、個人のプライベートの問題ではないのでしょうか。しかも、立候補表明の時点では、そのいずれもすでに過去の話です。 国民民主党は、一立候補予定者に対しては、ここまで過去のプライベートを問題視して立候補辞退に追い込んでいるのです。それにもかかわらず、玉木党首に対しては、現在進行形のプライベートの不祥事を「プライベートだから」と擁護するのは、あまりにご都合主義というものです。 そして、高橋氏はその後自殺という結末を迎えています。 玉木自身は平然と党首という地位を維持し、不倫の相方は仕事を失い、前歴を暴かれた立候補予定者は、立候補を辞退させられた挙句に自殺、もちろん、不倫された妻もまた、不幸のどん底と叩き落された状態であろうことは想像に難くありません。 一将功なりて万骨枯る、タイトルに書いた言葉しか感想が出てきません。この男は、政治的に成功すればするほど、かかわった女性を不幸にすることしかできないのでしょうか。 もっとも、先は分からないですけどね。国民民主党の党内的には「続投OK」てでも、有権者はどう考えるでしょうかね。来年の参院選かがどうなるか、見ものではあります。少なくとも女性票は大幅に離れるんじゃないでしょうかね。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2024.11.13 23:42:44
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