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カテゴリ:社会問題
このブログではセンセーショナルなことは紹介しないということを原則としていますが、最近、特にトルコ社会にも大きな影響を与えていた話ですので、今回はあえて紹介します。 表題のとおり、セダット・ペケル犯罪組織首領が拘束されたという情報が、ソーシャルメディアで流れています。トルコの同盟国カタールから出撃したMIT(国家諜報庁)の部隊がドバイでペケル首領を拘束したとのことです。 ただ、これが本当だとしても、アブドゥッラー・オジャランPKK首領をケニアのギリシャ大使公邸で拘束したときとは違い、飛行機で移送中の「トルコへようこそ」、「有り難う」などというMIT隊員とオジャラン首領の会話を紹介するような状態にはならないと思います。本当にトルコに連れてくれば、セラハッティン・デミルタシュ元HDP党首やオスマン・カヴァラ氏(ゲズィ公園抗議行動などの首謀者、FETO構成員であるとの容疑)のように何年も未決拘束を続けることはできないと思われるため、数ヶ月以内には裁判を行う必要があり、裁判の場で、言いたい放題言われてしまうことになります。 したがって、「拘束の発表」があるかどうかも分りません。今後、何週間かペケル首領からの暴露発信がなくなったならば、その時に初めて「拘束されたことは事実である」と想像できることになると予想されます。
いずれにしても、現時点では、本当に拘束されたのかどうかは、全く不明です。今後の展開が注目されます。 にほんブログ村
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Last updated
2021.06.14 00:29:13
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