2115081 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2022.10.06
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(5)は重要と思われる記事はほとんど出ていませんでした。これも政府の政策かもしれませんが、“ヘッドスカーフ問題に関する憲法改正”一色になった感じでした。そして、後ほど紹介しますが、重点は“ヘッドスカーフ問題”ではなく、“憲法改正”にあります。憲法改正問題以外では、ビルギン労働・社会保障大臣のEYT(積立不足、年齢制限などにより年金受給ができないでいる人)問題の解決方法に関する発言、トルコにおける“スーパー・ブランド”選出に関する記事、そして、デミルタシュ元HDP共同党首を収監する理由となっている“10月6~7日事件”の8周年(2014年に発生)に関する記事も出ていました。

 今日は最初にAA記事を紹介します。1つ目は非常に短い記事で、エルドーアン大統領がバフチェリMHP党首の自宅を訪問したという内容です。見出しは「エルドーアン大統領はバフチェリMHP党首と会った」です。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領は、バフチェリMHP党首と会いました。バフチェリ党首の自宅行われた会談は1620から始まりました。会談は約1時間続き、バフチェリ党首はエルドーアン大統領を自動車まで見送りに行きました。

 ここからは一言解説・雑感です。ポイントは「エルドーアン大統領がバフチェリMHP党首の自宅まで会いに来て、1時間にわたって会談した」ということです。二人が会うと必ず何かが起こると言われており、今回は「憲法改正に一気に動く」ということのようです。これも後で詳しく解説しますが、エルドーアン大統領は先日紹介した「新立法年度の開始(=国会再開)に当たっての演説」でも憲法改正を訴えていましたので、クルチダルオールCHP党首の発言は「広範な、あるいはエルドーアン大統領が行いたいと考えていた条項に関する憲法改正の絶好の口実となった」ということです。

 次に紹介するのは、エルドーアン大統領が国会でAKP国会議員に向けて行った演説に関する記事です。AA記者をはじめメディアに公開されているため、“国民向けの演説”ととられることも可能です。いつもどおり“突っ込みどころ満載”の演説ですが、“ヘッドスカーフ問題に関する憲法改正”に関する部分の内の、しかも“一番重要と思われる部分”のみ紹介します。

 レジェップ・タイイップ・エルドーアン大統領兼AKP総裁は、TBMM(トルコ大国民会議、トルコ国会)内の議員会合で行った演説で、TBMM276年目であり、最後の立法年度の開始であることを指摘して、委員会と総会における活動において国会議員が成功裏に活動できるようアッラーに祈りました。

 法律改正提案として国会に提出された文書は、問題のあらゆる面から解決する、望ましい形での解決から非常に遠いものであることを強調したエルドーアン大統領は、正反対に、過去にあったのと同様に悪意のある解釈によって新たな制限をもたらす口実にすらなる可能性があることを強調しました。そして、エルドーアン大統領は、次のように述べました。「もしもお前が正直ならば、もしもお前が真摯なら、もしもこの人物が人権の一つであるヘッドスカーフ問題をトルコの議題から完全な形で取り除くことに真摯であるなら、もしもこの人物がトルコの若者の最も繊細な問題である自由の分野の1つとなっているこの問題の伝統基盤を強化するという約束を守るのであれば、“法律”ではなく、“憲法”水準で解決しよう。特にこの問題には共和同盟として開始し、国会が2008年に明らかにした方針も存在している。AKPMHPとして当時準備した憲法改正案を含む形で、この問題にこの方向に反する形では、決して解決することはできないことを明言しておく。」今日、国会において単純多数決で制定することができる法律によって与えられる権利を、明日、別の国会状況で同様に奪うことも可能であることを指摘したエルドーアン大統領は、問題解決を憲法水準で実施することは、より確実で、より堅実な形で実現することができると述べました。エルドーアン大統領は、クルチダルオールCHP党首に「お前が正直なら、真摯なら、男らしい男なら、この問題をこう解決しよう。6党以外にもお前を支持する友人もいるだろう。みんなで一緒にこの問題をこの形で解決しよう」と呼びかけました。

 エルドーアン大統領がヘッドスカーフ問題は憲法改正の呼びかけで大きな反響を呼び起こしたことを明らかにしつつ、「クルチダルオールCHP党首は反応を示さないが、オゼル副党首は“No”と言うことを明らかにした。これをどう評価しますか。」との質問に対して、エルドーアン大統領は、「予想されたとおりだ。こいつらは正直ではない。法律の変更は必要ない。なぜならば、現時点で既に法律の保護下にある。お前が正直なら、真摯なら、憲法の保護下に置こう。現行の憲法では、一般的な解釈による保護だけが存在している。しかし、この権利と自由の問題の枠内で、明白で、真摯に、ヘッドスカーフ問題を議論しよう」との表現を使いました。「狭い範囲の憲法改正か、それとも広い範囲の憲法改正か、どちらを想定されているのか」との質問に対して、エルドーアン大統領は「トルコ国内の全ての機関において、最も広い範囲での改正を想定している。憲法委員会と司法委員会の各委員は作業を行っている。提案を国会に行う。そうすれば何が起こるか。奴は支持しない。どれだけ真摯であるかが、いつもどおり明らかになる。」と述べました。

 ここからは一言解説・雑感です。ここでは一言だけ、「“広範囲な憲法改正”を狙っている。そして、クルチダルオールCHP党首をたきつけている」という状況と思われるということです。なお、紹介した発言の中にも歴史に関する嘘、あるいは“極端な解釈”もあります。

 

 励みにしていますので、クリックをよろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村  

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

オイル Exバージンオリーブオイル NGT Food Co. トルコ産 1000ml_おうち時間 パン作り お菓子作り ハロウィン 敬老の日
価格:1350円(税込、送料別) (2020/9/12時点)

 
 

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

タリッシュ ミル付きシーソルト エーゲ海塩 200g トルコ産 クリスタルソルトTARIS タリシュ
価格:2160円(税込

、送料別) (2020/9/12時点)

 

 今日の映像メディアからの情報、つまり、「AAでは記事にならない情報」で取り上げられていた問題は、何と言っても「ヘッドスカーフ問題」、より正確には「憲法改正問題」です。いきなり、いろいろな解説から導き出した結論めいたことを紹介しますと、「エルドーアン大統領はヘッドスカーフ問題を奇貨として、自分の再選のための憲法改正を行おうとしている」ということになるようです。クルチダルオールCHP党首は、「CHPの大統領になれば、2002(AKP)以前の状態に戻るのではないか/なる」という一部の国民の不安や共和同盟の宣伝に対処するために、「イスラム信仰は、信仰の自由の範囲で守られる。ヘッドスカーフ問題もその一部であり、AKP以前には戻らない。」ということを、法律案を通すことで証明しようとしたのではないかと思われます。しかし、政治的手腕が極めて優れたエルドーアン大統領は、馬鹿正直だけが取り柄?のクルチダルオールCHP党首を手玉に取って、「最大にして唯一の目的である“再選を可能とする憲法改正”を行おうとしている」というのが、反政府系?のほとんどすべての解説者、記者などの指摘です。論理的な説明は全く無意味ですが、あえて指摘のいくつかを紹介しますと、「“権利・自由の保護”を叫んでいるにもかかわらず、“報道の自由”をほぼ完全に奪う“ソーシャルメディア規制法(報道規制法)”の制定に全力を挙げている」、「ソーシャルメディア規制法の制定はあくまで脅迫目的である。つまり、法律であろうが、憲法であろうが、違反することに何らの躊躇もない。政策実施に憲法、法律の制限はなく、やりたいことは何でもやっている」といった指摘がありました。“再選を可能とする憲法改正”に関しては、“50%+1票”の規定を、“最大の得票をした候補”に変えようというものです。現状では、「野党6党+第3勢力(HDPを中心とする左派5党)」という「反エルドーアン勢力」を切り崩すことは極めて困難で、決選投票で勝つことは“かなりの無理”をする必要があることは明白ですので、当選条件を“(1回目の)投票で最大の票数を得た人”に変えて、有効投票の45%でも、40%でも、それどころか1994年にイスタンブル市長に初めて当選した時のように25.19%の得票率でも、1位にさえなれば、大統領に当選できるという規定への変更を狙っているという解説です。現状では、クルチダルオールCHP党首は「ヘッドスカーフ問題」でエルドーアン大統領から強烈なクロスカウンター・パンチを喰らっている状態ですが、ここからどのように立て直すのか、それとも一気に崩れ去るのか、見て行きたいと思います。が、反政府系テレビの援護射撃かもしれませんが、イランの混乱状態に関する報道も続いており、「ヘッドスカーフ問題」は“両刃の剣”となる可能性もあります。特に、世俗派の人々は、「ヘッドスカーフ問題は憲法で保障済みであり、また、今は問題にもなっていない」として、この問題を取り上げたクルチダルオールCHP党首を批判しています。なお、「ヘッドスカーフ問題は憲法で保障済みであり、また、今は問題にもなっていない」という指摘は、上で紹介した記事の中で、エルドーアン大統領自身も認めています。当然ながら、20年間のAKP政権の成果としてですが。

 

 

 ​​ トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

 今日はトルコのガラス製品を紹介します。
 トルコのガラスは産業向け製品、大量生産品もそれなりの品質です。






今日はトルコ・コーヒーも紹介します。




ここからはブレスレッドです。

















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2022.10.06 20:36:24
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.