2125601 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

トルコとイスタンブール、ちょっと投資

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

volkan1992

volkan1992

Calendar

Favorite Blog

まだ登録されていません

Comments

Freepage List

Headline News

2023.05.12
XML
カテゴリ:社会問題
 今日(11)は、3日後に控えたトルコの大統領選挙における“緊急事態速報”を紹介します。

 

 ブログ更新のための励みにしていますので、クリックを是非よろしくお願いします。

にほんブログ村 海外生活ブログ トルコ情報へ
にほんブログ村
にほんブログ村 為替ブログ トルコリラへ

にほんブログ村 


 と、関心を煽らせていただきました。いつもどおり?、本題に入る前に長い背景説明をします。これまでの選挙予測では、「エルドーアン大統領とクルチダルオールCHP 党首の支持率の差が1,2%しかなく、インジェ故郷党とオーアン候補(正義党支持)が合計で5%、あるいは7%以上得票すれば、1回目の投票で決着はつかない」という世論調査会社の予測(メトロポル社、コンダ社など大手と癒着?調査会社)と、「エルドーアン大統領とクルチダルオール党首の間には5%ポイント以上の差があり、インジェ候補とオーアン候補の得票が余程大きくない限り、1回目の投票で決着がつく」というCHP支持?調査会社(アヴラシア社など)に分かれると紹介しましたが、なんと、昨日はコンダ社が「クルチダルオール党首が49.2%、エルドーアン大統領が43.7%、オーアン候補が4.8%、インジェ候補が2.2%」という数字を発表したそうです。前々回?だったと思いますが、メトロポル社とコンダ社はエルドーアン大統領に日和って、「接戦と発表している。結果として、両社は信頼を失墜するだろう」と紹介しましたが、コンダ社は最後の調査では、「クルチダルオール党首が圧倒的に有利」と発表したことになります。メトロポル社は聞いていませんが、きっと同じことをすると思います。つまり、「本当は分かっていたことを最後の最後に発表して、エルドーアン大統領にもいい顔をし、最後は自分たちの信用を守った!!」と思っているのでしょうが、分かっている人にはバレバレだと思います。今後は、失った信用回復に努めることになると思われます(そう簡単ではないと思いますが、、、、、)調査会社の裏切り行為は良し??として、昨日起こった「インジェ候補に対する暴露?攻撃」をどう評価するかは、非常に難しい問題です。

 今日、インジェ候補が大統領選挙から撤退することを発表しました。自分の名誉を守れなったトルコ検察を最も強く批判していましたが、選挙戦を離脱する際、「クルチダルオール候補を支持する」とは全く言っていません。クルチダルオール候補は、「大統領候補でなくなったのだから、自分(クルチダルオール候補)が主導するグループ(国民同盟とは違います)に参加すれば良い」と助け船?を出していますが、結局、「インジェ候補はクルチダルオール候補を支持する」という意思表示は全く行っていません。コンダ社の数字であれば、インジェ候補の支持率は2.2%とのことであり、「そのうちどれだけがクルチダルオール候補支持に回るか」が問題になります。コンダ社の調査では70%程度となっているそうです。しかし、本来であればインジェ候補に投票していた人が、「投票に行かない」ということも十分考えられます。しかし、投票に行かないだけでも、分母(総投票数)が小さくなるので、クルチダルオール候補には有利になります。ましてや、投票に行っても50%以上はクルチダルオール候補に投票する可能性が高いと思われますので、どちらに転んでもクルチダルオール候補に有利に働くことは明白です。

 昨日も紹介しましたが、海外で行われた投票では、同候補への投票もあり、514日に行われる投票でも、同候補への投票がある程度あること(無効になります)は、想像に難くありません。そして、その取扱いが大きく影響します。つまり、「有効投票と認められる=分母に数えられる」のであれば、クルチダルオール候補が「50%+1票」を取ることは難しいままですが、「分母に数えない=投票がなかったこと(無効、無視)」にするのであれば、514日の投票でクルチダルオール候補が「50%+1票」を取ることがより容易になります。例えばコンダ社の数字である49.3%で、分母から「インジェ候補への投票数」が除かれるのであれば、1回目の投票で「50%+1票」を取ることはかなり現実性が高いことになります。もう一方のエルドーアン大統領は、インジェ候補の選挙戦からの撤退について、最初は「非常に残念だ」と述べ、後でクルチダルオール候補を攻撃しました。

 インジェ候補の選挙戦からの撤退は、クルチダルオール候補に圧倒的に有利に働くことは明白であり、「いったい誰が暴露攻撃を行ったのか」という疑問が沸きます。昨日紹介しましたが、「セダット・ペケル犯罪組織首領からはじまり、4月に突然現れたムハンメド・ヤクート氏、そして最後は、エルドーアン大統領に非常に近い人物の兄弟であるアリ・イェシルダー氏、そして同氏による暴露という形式を取られた今回のインジェ候補に関する暴露」は「誰の指示・演出か」ということが大いに気になります。が、エルドーアン大統領をはじめ、トルコの(野党系)メディアでも、誰も全く議論していません。これはまた「非常に不思議な現象」と言わざるを得ません。

 いずれにしても、「誰の演出・謀略」なのかは分かりませんが、「インジェ候補が大統領選挙から撤退」し、その結果、「クルチダルオール候補が1回目の投票で当選する可能性がかなり高まった」というのが今日の結論です。

 なお、コンダ社による選挙同盟(政党別)支持率は、「AKP35.0(%)MHP8.0、その他2.0」、「CHP27.3、善良党12.4、その他0.2」、「YSP(HDP)10.5TIP1.8 」となっており、共和同盟は280議席前後で、「第1グループにはなるもの、過半数は取れない」という結論となっています。

 

 

  トルコリラ等の外貨建ても含めた債券投資に関する情報を発信しています。外債投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

社債投資まとめ

 いろいろな投資情報が出ています。投資に興味のある方は、一度覗いてみてはいかがでしょうか。
株初心者向けIPO初値予想

​ 今日はガイドブックを紹介します。​




















お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2023.05.12 13:41:38
コメント(0) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.