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私家版 さいたまの石仏

私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

2013.11.19 ブログ開設
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2016.01.22
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カテゴリ:東京 板橋区の石仏

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龍福寺から始まりました小豆沢散策も今日が最終回になります。

龍福寺北東住宅前 板橋区小豆沢4-21

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龍福寺の山門の前の道を東に歩きすぐ左折、急な下り坂を道なりに降りきり、そのまま北へ環八通りに出る道を進むと左手の住宅の前に二基の庚申塔が並んでいた。

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右 庚申塔 明治36(1903)青面金剛立像 剣・ショケラ持ち六臂。上部に日月がないのは珍しい。彫りは凝っていて、ショケラもほかでは見たこともないようなポーズを取っている。足下には狛犬のような面相の邪鬼。二鶏、三猿は見当たらない。下の大きな台の正面には下講庚申講中と刻まれていた。

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右側面には 西 仲仙道 南 いたばし。その下に小豆沢村と刻まれている。

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塔の左側面 北 わたしば 東 あかばね 道。渡し場は戸田の渡しだろう。裏面に年号。その下に数人の名前が刻まれていた。

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左 庚申塔 嘉永6(1853)正面 日月雲の下「庚申塔」

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塔の右側面に南 いたばし 西 志村根葉吹上道と刻まれている。左側面は隙間が狭く写真は撮れなかったが。手前に東 袋 岩渕道と見える。奥には年号が刻まれているらしい。

赤羽北三丁目交差点南 板橋区小豆沢2-36

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中山道志村坂上交差点から小豆沢通りを東へ向かう。北区との区境にあたる赤羽北三丁目交差点を右に折れると少し先の右手にある大きな駐車場の塀のあたりに庚申塔が立っていた。

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庚申塔 延享年間 日月雲 青面金剛立像 剣・ショケラ持ち?六臂。前の両腕が細くはっきりしないが、その構えから剣・ショケラ持ちと思われる。頭上には一匹の蛇が絡まりついていた。右脇に「奉供養青面金剛」左わきに年号を刻むが、延享のあとがちょうど欠けていて何年かはわからない。

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足下には不気味な邪鬼がうずくまる。三猿は両脇の二猿が内を向き、上体を後ろにそらす形。邪鬼と三猿の間に二鶏が彫られていた。

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下の台の正面 右から 武州豊嶋郡、続いて此施主とあり個人名。さらに願主 二名の名前。左脇に峡田領小豆沢村。台の両側面にはひらがなで主に女性の名前がいくつか刻まれていた。

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塔の左側面には 大きなくずし字で みなミ 江戸道、北 あづ沢わたしバ。

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右側面は光線の加減で見にくいが 西 祢りまふじ道、東 川口ぜんかうじ道と刻まれている。

志村第二中学校北西住宅塀 板橋区小豆沢2-5

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志村第二中学校の北西、一方通行の道路の西側に建つ住宅の塀の中に庚申塔が祀られていた。道路を隔てた向かいには東武ストアがある。

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庚申塔 元文4(1739)正面 彫り窪めた中に日月雲 青面金剛立像 合掌型六臂。枠部に造立年月日。足の両脇に比較的はっきりとした二鶏。

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足の下にはハロウィンのカボチャのような丸顔の邪鬼。その下に三猿。台の正面には施主 小豆沢村とあり、20名ほどの名前が刻まれていた。






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Last updated  2016.01.23 08:07:14
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