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私家版 さいたまの石仏

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☆いたやま☆

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自転車とカメラが趣味で、気軽に写真を撮っています。
お地蔵様や庚申塔などの石仏にはまってしまいました。

さいたま市の石仏探しの参考書として
「石の文化財-浦和の石造物」浦和市教育委員会
「郷土の石佛 写生行脚一期一会」酒井 正

私家版さいたまの石仏のホームページ版は
http://saita-seki.jimdo.com/

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2023.11.11
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今日は中野林の最終回、旧薬師堂墓地の石仏と路傍の道標です。

旧薬師堂墓地 西区中野林511​[地図]


前回見た観音寺霊園北路傍の庚申塔から西へ進み、200mほど先を左折すると左側に墓地があった。


墓地に入るとすぐ左手に三基の石塔が南向きに並んでいる。


右 庚申塔 宝暦3(1753)隅丸角柱型の石塔の正面 上部に日月雲。梵字「ウーン」の下に「青面金剛供養塔」両脇に天下泰平・國土安穏。


塔の最下部に三猿。両脇が内を向いて座る。台の正面には蓮華が彫られていた。


塔の右側面に造立年月日。その下に願主 最勝院現住弘泉。資料には旧薬師堂墓地となっているが、元は最勝院墓地だったのかもしれない。


塔の左側面 武州足立郡植田谷領中野林村 講中十五人と刻まれている。

その隣 地蔵菩薩塔 享保17(1732)四角い台の上、角柱型の石塔に正面に彫り物を施した立派な敷茄子、蓮台の上に丸彫りの地蔵菩薩坐像。


静かな表情のお地蔵様。背中の輪光背が大きく欠けていた。宝珠も割れ、蓮台に下した左足の先もなくなっている。


石塔の正面「奉彫刻地蔵尊一軀 爲二世安穏也」台の正面に講中十二人。さらに願主二名の名前が刻まれていた。


塔の右側面は無銘。左側面に偈文。裏面に武州足立郡植田谷領中野林村。横に造立年月日が刻まれている。

左 住職墓石。隅丸角柱型の石塔の正面を彫りくぼめた中に五輪塔を半浮き彫り。その下に法印弘泉不生位。右に立っていた庚申塔の文字塔の願主の墓石である。明和5(1768)の紀年銘=命日刻まれていた。


墓地の西のブロック塀の前に朽ち果てた六地蔵塔が並んでいる。六体の丸彫りのお地蔵様はいずれも首がもげた跡があり、なかには補修さえされなかったものがある。なんとも痛々しい。

日本郵便輸送東路傍 西区中野林571​[地図]


県道56号線の光善寺墓地あたりから県道57号線を南北に結ぶ細い道路。途中の十字路の北東の角に石塔が立っていた。


道標 大正2(1913)銘はかなり薄く読みにくい。角柱型の石塔の正面右に至 本村大字植田谷本及嶋根經大久保村。その左に至 馬宮村經二ツ宮。


塔の左側面 手前に至 本村・・・・三条町及堤防。奥に至・・村 飯田・・・


右側面奥に造立月日。手前に植水村青年団中野林支部建之と刻まれていた。





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Last updated  2023.11.11 18:19:48
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