仙台市天文台の展示室、4月1日にリニュアルオープン。
オープン前に内覧会があり、いってきました。
現在の場所に移転してから10年。PFI方式(公共施設を民間の資金とノウハウで活用し、公共サービスの提供を民間主導で行う)で、10年ごとに展示替えをすることになっており、今回が初回。
人気の天文台。プラネタリウムでは、ライブや朗読会をしたり、昨年の3月11日には、私も、防災エンスショーをしました。
今回の展示替えのテーマ「スペース」から「ユニバース」へ。より遠くの宇宙へ、そして宇宙を身近に。「ユニバース」は、人が行けない領域。まだ未知なるもの。非常にスケールが大きくなり、新たに54の展示物が加わりました。
まず入ると左側にコの字にパネルが囲まれているエリア。導入映像天の川。太陽よりもはるかに遠くの星々で、天の川銀河と呼ばれる星の集合体。右も左も正面も天の川。星が川の流れの様に動く。天井からつるされたプロジェクター3台で投影している。パネルの前に立っても影ができない。不思議。とてもきれい。
銀河系エリアを新設。10年前に比べ、研究が著しく進展した分野。宇宙や天体などを体験するコーナーもできました。
また、宇宙や天体について体験しながら学ぶことが出来るGEN理の広場も新設されました。ビッグバンで宇宙が始まった直後、宇宙は水素とヘリウムだけだった。その後、核融合で合成された酸素や炭素、窒素ができた。このもっとも根本的な原子をパスルにしてあります。丁度真ん中にある丸いテーブル。4つの原子を組み合わせて分子を作る。人気のコーナーになりそう。
宇宙を理解する時に必要な原理があって、原理を知ることで更に宇宙が深まり、理解につながってくるということ。
親子でも、大人同士でも、仙台のオススメスポットです。