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とりあえずの備忘録

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June 10, 2012
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カテゴリ:洋画-ら行
 ケン・ローチ監督作品。

 イラクで民間兵(コントラクター:請負人)として働いていたフランキーが、イラクでも最も危険な場所と言われる「ルート・アイリッシュ」で襲われ、車が炎上し命を落とす。
フランキーと子供の頃から兄弟同然に育ち、フランキーをイラクに誘ったファーガスは、深い悲しみと痛恨の想いを抱く。フランキーの妻レイチェルからは、フランキーをイラクに誘ったことを罵られる。
 フランキーは、死の直前にファーガスに何度も留守電を入れていた。その時、ファーガスはパブで暴行事件を起こし、拘留されていて、電話を受けることができなかった。取り乱していたフランキーの電話の声。フランキーがファーガスに伝えたかったのは何か。

 暴き出されるイラクでの事件と、それをもみ消そうとする警備会社。ファーガスは真実に迫るが、いかに社会に暴くのか。
 ファーガスは、実力行使に出るのであるが、その結果は。
 ネルソンは、水責めによって、真実ではないファーガスの望む告白をする。ヘインズとウォーカーの車には、会社の若い女性従業員が同乗している…。

 ケン・ローチ監督である。簡単には終わらない。失われてゆく命。イラクで、リバプールで。損なわれる人間性。生命よりも事業が優先されてしまう。基本的に人間性は極めて脆弱であるということだ…。





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最終更新日  June 10, 2012 08:09:07 PM
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