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とりあえずの備忘録

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August 20, 2015
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カテゴリ:洋画-か行
 1965年に黒人の選挙権の保証を求めて行われた、アラバマ州セルマから州都モンゴメリーまで80キロのデモ行進を題材に、この行進を主導したキング牧師を中心とした人々を描く。

 あくまで合衆国であるが故に、連邦憲法で定められた選挙権が、黒人に対して実質的に制限されていた南部アラバマ州。北部と南部のその空気の違いは、「夜の大捜査線」でも端的に描かれていた。このような南部の空気の中で育った白人は、なかなか旧来の考え方から抜け出せないのでしょう。黒人にとってももちろん悲劇なのであるが、一種暗黒の意識のうちに人生を送った白人にとっても悲劇である。セルマの行進に積極的に関わった白人女性は、KKKによって銃撃される。KKKの人々の行動は、世の中の大きな流れからすれば全くの反動であり、空しい行動でしかない。そんな空しい活動に人生の多くの部分を費やした人々の人生も全くもって悲劇である。

 セルマでのデモ行進への暴力的取締が、全米にTV放映される。同じ場面を見ても、北部の白人は身を震わせるが、南部の白人の多くは喝采する。とはいえ、さすがに国の大勢は、その暴力的差別を許容しなかった。

 このセルマでの闘いでは勝利を収めたキング牧師ではあるが、3年後に凶弾に倒れる。





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最終更新日  August 20, 2015 11:04:49 PM
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