[Sake]の記事一覧 | 美味しいお酒-人生のささやかな楽しみ

今年できたての限定品(ワイルドサイドを歩け)

「山廃三芳菊山田錦90おりMAX」は徳島県三好市の三芳菊酒造が作る無濾過生原酒。原料米は山田錦で精米歩合90%、アルコール分17度です。色は乳白色で、軽い刺激を含んだ優しいコメの香りが漂います。口に含むと適度なとろみと酸味があり、甘酒のような豊かな風味を楽しめました。

2024年03月29日

年末にできたばかりの袋吊り雫酒

「WILD-SIDE 袋吊り雫酒」は徳島県三好市の三芳菊酒造が作る無濾過生原酒。原料米は播州山田錦等外米でアルコール分16度です。色は仄かな小麦色で、マスカットのような香りが漂います。口当たりは豊かで優しく、瓜のような風味が広がり、するすると吸い込まれていきます。

2024年01月30日

残りの77%は何処へ？

「獺祭２割３分」は山口県岩国市の旭酒造が作る純米大吟醸酒。無色透明で、フルーティーで芳醇な香りが広がります。口に含むと軽いねっとり感と適度な酸味があり、じんわりと豊潤なコメの旨味が沁み渡ります。貰い物なので尚更おいしく感じました。

2023年07月27日

辛口も案外面白いかも・・・

「濃醇辛口がお好きでしょ」は徳島県三好市の三芳菊酒造が作る純米吟醸酒。原料米は山田錦100%でアルコール分20度の無濾過生原酒です。色は薄ら濁った小麦色で、爽やかでフルーティな米の香りが漂います。口に含むとふくよかな中にキリッと辛口を感じ、じんわりと濃厚な旨みが後から広がります。

2023年05月03日

うすにごりの新酒に月が映る

「月が綺麗」は徳島県三好市の三芳菊酒造が作る純米大吟醸酒。原料米は山田錦等外米100%でアルコール分14度の無濾過生原酒です。色はほんのり金色で、甘く華やかな米の芳香が広がります。口当たりは軽やかかつ滑らかで、艶やかで豊潤な旨みが優しく広がり抜けて行きます。週末の夜、自分をねぎらう癒しのお酒って感じです。

2023年03月31日

きらい？すき！

「きらい蒼<無濾過生>」は徳島県美馬市の司菊酒造が作る特別純米酒。米は県産の吟のさと100%で精米歩合60%、アルコール度数15%です。色は無色透明で、生クリームのようにほの甘くふくよかな香りが広がります。口当たりは柔らかくしなやかなのに少々辛口で、生き生きとした深みのある米の旨みがじんわりと広がります。

2022年11月12日

霊峰剣山より流れし源流水

「穴吹川　純米酒」は徳島県美馬市の司菊酒造が作る純米酒。色は無色透明で、フルーティな芳香が優しく漂います。口当たりもスッキリ軽やかで、瑞々しい旨みに心を洗われるような心地よさを感じます。

2022年10月01日

高知酵母のチカラ

「亀泉　純米吟醸生原酒　CEL-24」は高知県土佐市の亀泉酒造が作る純米吟醸酒。原料米は八反錦100%でアルコール分14%です。色はほんのり桜色で、豊潤でフルーティな米の香りが広がります。口に含むと適度な酸味があり、柔らかい旨みと相まって心地よく楽しめました。

2022年07月08日

ワイルド・サイドを歩け

「壱」は徳島県三好市の三芳菊酒造が作る生純米酒。原料米は山田錦等外米100%でアルコール分16度です。色は無色透明で、フルーティで華やかな米の芳香が広がります。口に含むと軽くとろみがありほの甘く、生感あふれる優しく上品な旨みが舌に絡きます。ラベルのアナーキーな世界観とのギャップが面白いです。

2022年04月13日

秋田の無濾過生原酒

「阿櫻」は秋田県横手市の阿櫻酒造が作る純米の無濾過生原酒。原料米は秋田県産(精米歩合60%)でアルコール分16度です。色は無色透明で、柔らかな麹の香りが漂います。口に含むと軽い酸味があり、奥深い米の旨みを楽しめました。

2021年10月18日

新潟の無濾過生原酒3

「超真野鶴」は新潟県佐渡市の尾畑酒造が作る純米の無濾過生原酒。原料米は県産米100%(精米歩合60%)でアルコール分18.5度です。色は無色透明で、ふくよかな米の香りが広がります。口当たりはキレのある超辛口で、じんわり上品な旨みが現れます。

2021年10月07日

京都の無濾過生原酒

「玉川山廃雄町」は京都府京丹後市の木下酒造が作る山廃純米の無濾過生原酒。原料米は赤磐雄町100%(精米歩合66%)でアルコール分19～20度です。色は浅い小麦色で、熟成感のある力強い芳香に包まれます。口当たりはとろりと濃厚で、ガツンと辛口な一撃の後に広がる得も言われぬ豊潤な旨みの波に襲われます。贅沢なひと時を堪能できました。

2021年09月17日

山口の無濾過生原酒

「雁木ノ壱」は山口県岩国市の八百新酒造が作る純米の無濾過生原酒。原料米は山田錦100%(精米歩合60%)でアルコール分17度です。色は無色透明で、優しく豊かな米の香りが鼻腔をくすぐります。口当たりはとろりと滑らかで、心地よい甘味と生き生きとした旨みがじんわりと広がります。

2021年09月07日

新潟の無濾過生原酒2

「嘉山越淡麗」は新潟市のDHC酒造が作る純米の無濾過生原酒。原料米は越淡麗100%(精米歩合55%)でアルコール分17度です。色は無色透明で、優しい甘酒のような香りが漂います。口当たりは柔らかくとろみがあり、豊潤な米の旨みが舌にまとわり付きます。

2021年08月10日

千葉の無濾過生原酒

「鳴海」は千葉県勝浦市の東灘醸造が作る、生もと純米の無濾過生原酒。原料米は秋田酒こまち100%(精米歩合66%)で、アルコール分11度です。無色透明で、華やかで甘く優しい香りが広がります。微発泡性で舌にぴりりと軽い刺激がありますが基本は軽やかな口当たりで飲みやすく、芳醇で心地よい米の旨みに癒されます。

2021年07月29日

長野の無濾過生原酒

「豊香諏訪乃生一本」は長野県岡谷市の豊島屋が作る純米の無濾過生原酒。原料米は県内産(精米歩合70%)で、アルコール分17度です。色は葛湯のように無色薄濁りで、豊満でフルーティな芳香が広がります。ごく僅かに発泡しており口に含むとピリッと刺激があり、若干のとろみを感じます。度数の高さのためか辛口の印象を持ちつつ、それを吹き飛ばす程の凝縮された生々しい米の旨みに圧倒されます。

2021年07月10日

新潟の無濾過生原酒

「鶴齢」は新潟県南魚沼市の青木酒造が作る純米の無濾過生原酒。原料米は山田錦100%(精米歩合65%)でアルコール分17度です。色は無色透明で、柔らかく豊かな米の香りが漂います。口当たりはとろりと滑らかで、軽い酸味と優しい甘味が生感あふれる旨みと共に広がります。

2021年06月29日

宮城の純米大吟醸

「浦霞」は宮城県塩釜市の佐浦が作る純米大吟醸酒。原料米は山田錦100%(精米歩合45%)でアルコール分16~17度です。色は無色透明で、豊かでフルーティな香りが漂います。優しい口当たりで、上品な米の旨みが楽しめました。

2021年06月20日

フランス産原料をフランスにて醸造したSAKE

「WAKAZE "C'est la vie" KURA GRAND PARIS 2020」はパリ郊外でWAKAZEが作る日本酒。南仏カマルグで栽培されたフランス品種の米と米麹、フランス産のワイン酵母、フランス産の硬水にこだわって生み出されました。色はほんのり黄金色で、米の豊かな風味に白ワインに似た爽やかさが織り交ざった豊かな香りが広がります。口に含むとピリリと軽く酸味を感じ、優しく深い旨みがじわりと広がります。

2020年09月18日

大正創業の若い波

「特別純米酒蜻蛉」は福岡県大川市の若波酒造が作る純米酒。色は無色で、豊潤な米の香りが広がります。口当たりは柔らかく、ふくよかで旨みたっぷりの味わいにほっこり気分でくつろげました。

2020年07月28日

オリエンタルなボタニカルSAKE

「WAKAZE FONIA prototype oriental recipe no.4 (2018)」は東京都世田谷区のWAKAZE 三軒茶屋醸造所が作る日本酒。麹米と掛米は山形産で、ジャスミン茶、ローズレッドペダル、コリアンダーシード、オレンジピール、ハイビスカスが副原料として加えられています。色は仄かな桜色で、バラとオレンジの優しい香りがふうわりと鼻腔をくすぐります。口当たりはすっきり軽やかで、米の上品な甘みと華やかな風味が心を浮き立たせます。

2020年07月18日

ワイン酵母仕込みの清酒

「越後鶴亀」は新潟県新潟市の越後鶴亀が作る純米吟醸酒。無色透明で、ふくよかな麹の香りが鼻腔をくすぐります。口当たりは軽やかで弱い酸味があり、米感の薄い不思議な味わいが面白いです。

2019年12月27日

ジョウゼン・ピンク

「熟成の上善如水純米吟醸」は県市の酒造が作る日本酒。無色透明で、麹由来の豊かな熟成香が優しく広がります。口当たりはまろやかで、程よく辛口な中に得も言われぬ上品で芳醇な旨みがにじみ出て、至福の時をゆるりと過ごせます。夏に飲むならキンキンの冷やです。フルーティーなノーマル上善とはもはや別物でした。

2019年10月20日

日本酒で醸す日本酒２

「華鳩貴醸酒しおり８年貯蔵」は広島県呉市の榎酒造が作る日本酒。べっ甲にも似た暗褐色で、紹興酒のような甘い熟成香が鼻腔を満たします。とろみのある柔らかな口当たりで、気品ある複雑玄妙な米の旨みが食前酒にぴったりです。

2018年02月13日

磨き30%で輝く等外米

「獺祭等外」は山口県岩国市の旭酒造が作る日本酒。器に注ぐとフルーティで豊潤な米の芳香が立ち昇ります。口に含むとまろやかでとろりとした触感が素晴らしく、適度な酸味を含みつつ豊かな旨みが優しく広がる印象で、つまみに甘辛い煮物が欲しくなりました。

2017年12月19日

日本酒で醸す日本酒

「貴醸酒成龍 2002年醸造」は愛媛県西条市の成龍酒造が作る日本酒。色は琥珀色で、紹興酒に似た豊かで成熟した香りが漂います。口当たりは滑らかで軽く、酸味や米の風味はもはや感じられず、味わいまでもほの甘い上品で繊細な紹興酒という感じです。

2017年08月16日

DSI48は搾りたて

「獺祭48 寒造早槽」は山口県岩国市の旭酒造が作る日本酒。まさかの微発泡性のため開栓時に発砲してしまいました。グラスに注ぐとふわりと優しい甘酒のような香りに包まれます。口に含むと意外に辛口な印象の後にピュアで優しい米の甘味がじんわり広がり至福の余韻に浸れます。

2017年06月12日

山田錦の濁泡

「獺祭発砲にごり酒スパークリング50」は山口県岩国市の旭酒造が作る日本酒。グラスに注ぐと乳白色に濁った液体から細かな泡が沸き上がり、ほの甘く透明感のある吟醸香が広がります。口当たりは優しく滑らかな中に炭酸の刺激が心地よく、華やかで洗練された米の旨みが堪能できました。

2017年05月05日

杜氏の技をデータ管理で凌駕する米滴

「獺祭純米大吟醸50」は山口県岩国市の旭酒造が作る日本酒。精米歩合50%の廉価版ですが米の甘く華やかで豊かな香りが器に注いだ瞬間から沸き上がります。口に含むと優しく柔らかい印象で、ほの甘く芳醇な旨みが舌に絡み付きます。恐らく和食のお供に合うでしょうが、なんか勿体ないのでじっくり単独で向き合うことにしました。

2017年02月14日

蔵之介さんちのお酒

「古都純米吟醸ひやおろし」は京都市の佐々木酒造製の日本酒。グラスに注ぐと優しく芳醇な日本酒らしい米の香りが広がります。口に含むととろりとして豊かで落ち着いた旨みが癖になり次々と盃が進みます。そして有難いことに抜けがいいので飲みすぎても悪酔いはありませんでした。

2015年10月20日

芳醇端麗ライスプディング

「飛騨マッコリとろけました」は岐阜県飛騨市の渡辺酒造店製の濁酒。醸造用アルコールや糖類は使わず、自然発酵させた純米造りで、”マッコリ”と言いつつ発泡性ではありませんが、それを差し引いて余りある美酒です。フルーティーで爽やかな香りで口当たりはクリーミィ。若干の酸味と優しい甘みが上品で、お米の旨さをデザート感覚で楽しめます。アルコール度数は9%ありますが不思議と時間が経っても酔いませんでした。

2011年09月08日