７0代、主婦の生き方

１２月０４日（月）１６時１８分

すでに薄暗く、街灯がともり　近所の家にも　明かりが見える。

冬至まで　数えるほどの時期となった。


先日、友人からいただいた　「人生で起こること　すべて良きこと」田坂宏志　著

逆境を越える「こころろの技法」と　ある。

帯には”そう思い定めるとき道は拓ける”　人生の岐路で気づきを得る「５０の言葉」。


なかなか　「人生で起こること　すべて良きこと」と　思えないのが　凡人。

だいぶ　何事にも　ポジティブにとらえられるようになった　わたし。

相変わらず　凡人の域を　出ない。


どうせ生きるなら　「人生で起こること　すべて良きこと」と思った方が　幸せなのは、明白。


数日前　夫と上京し、病気を抱え　困難な状況にある家族の　顔を見てきた。

8月に会ったときに比べ、かなり　回復。

休職中ながら、先の見通しは　明るそうだ。


昨日　母が　転んだそうな。

正確に言うと　膝が崩れた状態で　起き上がれなくなり、おしりを打ったらしい。

老人ホームから歩いて数分のコンビニで　買い物した帰りに、施設前で　起こった。

見ていた人が施設職員に知らせ、車イスで居室に運び、看護師に診てもらったそう。

「こんなことがあったが、なんでもないから　心配しないで」と、メールが母から　届く。

あわてて電話を入れると　冷静な声で　反応。

今朝も　「昨日の件は　大丈夫」との、メール。


昨年　７月には　高齢者マンションの居室で、ベランダに腰かけて　立ち上がれなくなり、大騒ぎになりながらも、ことなきをえた。


年々、足や腰の筋力が衰え、椅子に腰かけ・立ち上がりなども　困難になっている母。

しかしながら、昨年も今回も　１０年前と昨年の脳出血時も、人の目・手があり、結果的に　難を切り抜けてきた。


母も貴重な体験をし、そばで支えるわたしも　母の体験を通して学ぶことが　多い。


家族の困難も、結果的に　”良きこと”につなげることを　こころがけると、チャンスがたくさんやってくることは、体験済み。

お隣の空き地を見ながら（昨年１２月に火災、４月に建物取り壊し）、このまま　無事　本年が終わってほしいと　願う。