７0代、主婦の生き方

１２月０８日（金）　０５時５４分

昨日の最高・最低気温は、－１・－１６度だそう。

今日・明日・明後日の予報も、最低気温は－１０度を下回るようだ。


１２月に入り、上京から帰宅・地元の婦人のイベント見学（フリマやクラシックトリオのコンサートなど）・職を持つ友人や、母のフォローをしてくれた友人３人のグループ、かつて一緒にカウンセラーの勉強をした仲間　などと交流タイム・母の句会付添いなど、出入りの多い毎日を　過ごす。


昨日は、１１月下旬に

「いま　整理してるんだけど、あなたの個展に似合いそうな　黒のドレスをあげたいから　都合のつく日を教えて」

かつての勉強仲間から、連絡をいただく。


昨日の夕方、友人宅付近の何時もの喫茶店で　しばらくぶりの交流タイムをもち、友人がその場で　ドレスを　広げる。

スリム・トールサイズの友人に　よく似合いそうな　光沢布・ドレープ・地と同一の薔薇がポイント。

パーティーで　一度しか着ていないという。

彼女の生活習慣をよく知るゆえ、

「こんな素晴らしいドレスをいただいても、お返しできないわ」

「変なこと　いわないで。素敵・うれしいで、十分なんだから」

「来春に向けての準備が進まないけれど、このドレスを生かすアクセサリー　つくってみるわね」

「そう。それでいいのよ。いろんな人の作品を目にするけれど、こういうドレスに似合うアクセサリーを作れる人は　あまり見かけないんだから」


ほめ・励ましの友人たちが多い中、常に　辛口の評価で反省材料をくださる５歳上の彼女。

身内の結婚式で　自慢の姿を披露したのに、夫は１枚も写真を撮ってくれなかったの　　残念そうにつぶやく。

わたしに　期待をかけてくれたのだとわかった。


材料をそろえ、頭の中は　さまざまなアイディアでいっぱいなのに、なかなか　手が進まない　毎日。

母に

「先日のように突然膝が崩れる場面にも対応できるよう、ショルダーバッグに物を入れて両手を空けるとか　部屋内でも杖をつくとか、気を付けてね」　念を押す。

生きていてもしょうがないと思いがちな日常から、わたしを応援することに目を向けて　とも。


毎年、年が明けると　１年分の疲労の蓄積が出るのか　体調不良に陥りがちな　わたし。

昨年は　わたしの肺炎後に　母が２回目の脳出血で入院、今年は母の入院と老人ホームへの引っ越しと続き、あっというまに歳末に突入。

いずれも、個展の直前・真っ最中という中での　できごと。


友人のドレスを見ながら　来る年は、おだやかでありますようにと　願う。