2024/04/17(水)00:47
イザヤ書49章より
イザヤ書49章を読んで思うこと。それは、「再び登場した、わがしもべ(メシア)」のこと。
イザヤ書42章と共に、再び大切なメシア預言「わがしもべ(メシア)」が、ここに登場します。
イザヤ書42章のバルコール「わがしもべ(メシア)」に続き、このイザヤ書49章の「わがしもべ」は、イスラエルの失敗を踏み直すだけではなく、本来イスラエルが果たすべき使命を、代わりに果たす「わがしもべ」です。
つまりこの章では、ズバリ「わがしもべ(メシア)」としての神の御子、イエスの姿を意味しています。
また、わたしに言われた、「あなたはわがしもべ、わが栄光をあらわすべきイスラエルである」と。(イザヤ書49:3)
イザヤ書には、四つの「わがしもべ」の歌があります。
第一は、イザヤ書42章、この地に御言葉をもって「公義を打ち立てる」しもべです。
第二は、今日のイザヤ書49章、そのしもべの使命が「イスラエルの回復と、異邦人の救いに至る」ことを示しています。
主は言われる、「あなたがわがしもべとなって、ヤコブのもろもろの部族をおこし、イスラエルのうちの残った者を帰らせることは、いとも軽い事である。わたしはあなたを、もろもろの国びとの光となして、わが救を地の果にまでいたらせよう」と。(イザヤ書49:6)
イザヤ書40章〜48章では「ヤコブとイスラエル」に呼びかけ、イザヤ書49章〜55章では「シオンとエルサレム」に呼びかけています。
同じ選民に対しても、呼びかけが変わります。つまり、このイザヤ書49章から、「シオンの回復と、エルサレムの再建」預言が、具体的に具現化することを意味しています。
まず「ヤコブとイスラエル」と呼ばれている、一つのグループになっているイザヤ書40章〜48章のチャプター暗記をしましょう。
明日はその暗記術、大いなるチャプター暗記(パート2)が登場します。しっかり暗記しましょう。各章の特徴を覚えましょう。ここが勘所です。