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津軽三味線。 私の第二の故郷は青森県です。 紅葉の十和田湖。月下で遠くから聞こえてきた尺八の音。感動しました。 津軽半島には十三湖が有ります。 取り得は しじみ漁位の寂しい場所です。 とくに小雪舞う初冬は 風強く暗く いたたまれない程です。 ここで 津軽三味線を幻聴しました。 確か松本清張の小説を映画化したもので 貧しい母と娘が吹雪の中 十三湖のほとりを歩いて行く場面が有り そのBGMが津軽三味線でした。 これとオーバーラップしたのでしょう。 涙止まらずでした。 尺八と津軽三味線は日本が世界に誇れる楽器です。 演奏楽曲は 主として津軽三大民謡 (津軽三ツ物) および五大民謡(五ツ物)。 三大民謡とは 「津軽じょんから節」「津軽よされ節」「津軽小原節」を指し 五大民謡とは これに「津軽あいや節」「津軽三下がり」を加えたもの。これらの演奏は 基本的にすべて即興で行います。 独奏や前奏に限らず、唄の伴奏 (唄づけ)も唄い手の即興に応じた演奏をしなければならないため 唄づけの際には高度な知識と技術が要求されます。近年ではこの唄づけが出来ない奏者が増えており これを嘆く声も多いのです。 唄づけが廃れゆく原因には 奏者個人の嗜好だけでは無く 唄い手の不足や三味線界の閉鎖的環境が指摘され 残念なことです。 高橋 竹山 (1910年 - 1998年)は津軽三味線の名人。 一地方の芸であった津軽三味線を全国に広めた第一人者。盲目です。素晴らしい演奏です。 近年 若手で活躍しているのが吉田兄弟ですね。欧米楽器とのコラボにもトライしております。 (吉田兄弟 「鼓動」) http://www.youtube.com/watch?v=Ron17xFNBf0&feature=fvw (日本の民族楽器)
雅楽
私の好みは 津軽三味線、尺八、太鼓ですね。
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