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2005/09/26
テーマ：アフリカ生活(205)
カテゴリ：Liberia（リベリア）のこと
前回「自分のことしか考えられない自分」という部分を書きました。
その続きの日記です。 今、読み返して、「日本へ帰りたい」気持ちしか頭にないことが分かりました。 でも、今日の日記はほんの少しだけ違います。 自分と同期に、ほかの国へ出発した仲間のことを書いているのです。 たった二行ほどですが、それでも当時の私には前進だったのかも知れません。 以前、私は、「人の痛みが分からなかった」と書きました。 そして、リベリアで寂しさや悲しさをひとつひとつ身に付けたことにも気がつきました。 この日記を書いた日、私は、「どこか他の国で活躍している仲間を思う気持ち」が芽生えたのだと思います。 それが、自分の寂しさの果ての結果だとしても。 1日（朝) ついに○月になった。 早く日がたって欲しい！ ディアナさんは今月26日にズエーデルを立って、アメリカへ一時帰国。 2ヵ月一人住まいになる。 大変だろうが、楽しみ。 どうせできることしかできないんだから、ダメになってもかまわない。 昨日から扁桃腺がはれている。 1週間ごとに病気をしている。 ここへ来て2ヵ月、疲れがたまっている感じです。 とにかく大事なのは自分！ 今日で68日目。 今日は休み。 明日も休み。 6日で73日目、10分の1になる。 早く帰りたい、それだけ。 他の国へ行っているみんな、元気かなあ？ みんなどうしているかな？顔が見たい。 1日（昼) ●●君に出した手紙がめちゃくちゃな内容になった。 脳ミソがくさってる。 あの日のことが忘れなられないとブツブツ言っている。 変な私。 ダメな私。 弱い私。 ここにいると自分が見えるのかな？ それとも見失うのかな？ 唯、言えることは日本に帰りたい。 俗世したい。 パチンコしたい。 テレビゲームしたい。 とうふが食べたいなあ。 さっぱりしたのが食べたい。 夕方には冷メンでも作って食うか？ 1日（夕) 忙しい一日も夕方・・・ 写真を貼り付けるボードを作った。 コー（近所のリベリア人の友達）の子どもが来て数学を教えた。 バカだ。 時計をあやうく盗まれるところだった。 もう、教えてやんない。 途中、不適切な表現が含まれていますが、自分の日記にあった言葉です。 そのときの私の気持ちとして、そのままにしておきました。 私とは、こんな人間だったのです。 お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
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