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テーマ:受験シーズン(578)
カテゴリ:こころ
今日は予備校の1学期の最終日。
高2のテキストに、こういう整序問題があった。 (doing, for, is, leisure, something, time, useful);this leisure the diligent man will obtain, but the lazy man never. (余暇とは有益なことをするためのものだ。余暇というのは、 働き者には手に入るが、怠け者には決して手に入らないものだ。) 答えは Leisure is time for doing something useful; ということで、特別どうという文でもなかったのだが、生徒から 「怠け者の方が余暇はあるんじゃない?」 という反論が出たので、ちょうど良いチャンスとばかり、 夏休みの過ごし方について話した。 偉そうに「訓示」をする振りをして、自分に言い聞かせている わけだが。 「わたしは、自分が怠け者だから、よ~~~くわかるんだけど、 怠け者っていうのは、いつも遊んでいるように見えるけど、実は 心が重いのよね。 しなくちゃいけないことがあるんだけれど、したくない。だから、 後でしよう、明日にしよう、今度にしよう・・・って、延ばして ばかりいる。 どうせしなくちゃいけないなら、さっさと終わらせてしまえば、 あとは堂々と遊びに行けるのに、それができない。 しかも、怠け者っていうのは、いつもいつも心の中で、言い訳を 考えながら暮らしている。今は疲れているから後にするんだ、 今覚えてもテストの前には忘れちゃうから直前にするんだ、 お母さんの手伝いをさせられたから宿題ができなかったんだ・・・ 言い訳は無限にあるし、自分に言い聞かせればちょっとはごまかせる。 でも、この言い訳を考えてる時間が、これまた無駄な時間なんだよね。 だから、怠け者はいつも後ろめたい。気が重い。これって、楽しく 遊んでいるっていうことにはならないよね。 そういう意味では、この英文は正しいと思うよ。 夏休みは、いつもよりも怠け心が強くなる時期だから、みんな、 怠け心なんか蹴飛ばして、晴れ晴れと遊べる夏休みにしようね。」 素直な高校生たちは、うなずきながら話を聞いて、 「そうだ、今年の夏休みは、何でも早目早目にやるぞっ!」 と言っていたけれど、その誓いが3日ともたないということを、 怠け者の大先輩は、よくよく知っている。毎年誓って、一体 いくつの夏休みを怠け暮らしてきたことか!!!ああ!!! それでも、今年こそはと、心に誓おう。 するべきことは、先送りしない。そうすれば、楽しく遊べる 明るい夏休みが来るんだ!! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2005年07月21日 02時16分04秒
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