かけだし樹名板屋の独り言

　３月20日（金）富士山静岡空港で開かれた開港記念セレモニーに参加した。前日までは快晴が続いたのに、この日に限って朝から雨。静岡市を出るときには雨も上がりはじめていたので、現地に着けば雨も上がっているだろうと思っていたのだが、西に向かうにつれて雨が激しくなり、現地に到着したときには激しい雨。かなり早めに到着したのだが、結局車中で１時間あまりの雨宿りとなってしまった。　私は晴れ男なのだが、どうやら私の神通力を上回る雨男がいたようだ。

　静岡空港には、開発前の段階で何度か予定地周辺を見て回ったことがあるが、工事に着工してからは今回が初めての訪問。周辺の様子もすっかり変わり、各種施設やターミナルビルも完成し、６月４日の開港を待つばかりとなっていた（3/20撮影）。　セレモニー開始前に滑走路に出てみると、折からの強風でビニール傘をへし折られてしまった。　周囲に遮るものもない２km以上の直線の滑走路は、地平線の彼方まで続いているようだ（１枚目）。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　あと４枚


　セレモニー開始前には雨は小降りになり、午前10時の開会時にはほとんど雨も上がったが、屋外会場のパイプ椅子席は雨に濡れている。スタッフが大急ぎで雑巾がけし、開港セレモニーは無事開催された。　引き続き、（財）静岡県グリーンバンクによる寄贈樹木の記念植樹（２枚目）、(社)静岡県造園緑化協会による開港記念植樹標柱除幕式（３枚目）が行われ、標柱除幕式（10:50）が始まる頃には雨はすっかり上がり、青空も顔を出していた。　やはり私は晴れ男だ。　造園緑化協会が寄贈したクスノキとこの六方石製の記念碑は、空港駐車場手前の取付道路脇に設置され、ひときわ目立つ存在となっている（４枚目）。　天気がよければ、この記念碑の真正面に富士山が見えるのだが、あいにくこの日は富士山にお目にかかることはできなかった。