かけだし樹名板屋の独り言

　今日は昭和の日だそうだ。　われわれ世代にとっては４月29日といえば天皇誕生日。　平成になってそれがみどりの日に変わったことは覚えていたが、いつの間に昭和の日になってしまったんだ？　調べてみると、2007年からだという。今年で３回目だったんだ。　気づかなかった。　その際に、５月４日がみどりの日として正式の祝日に格上げされていたという。　世の中変わっていくもんだ。　いつの間にか昭和を「レトロ」として懐かしむ時代になってしまった。　私なんぞは時代において行かれるわけだ。

　そんな昭和の日に、ふと思い立って丸子（まりこ）方面を訪ねた。　市街から安倍川を渡ったすぐのところだが、普段はあまり訪ねる機会がない。　安倍川橋から川原を眺めると、河川敷のグラウンドでソフトボールの試合が行われている。　この景色は、なんか昭和だなぁー。

　目指すは去年イペーの実をみつけたあの場所。　あそこはきっとみごとなイペー並木になっているに違いない。　国道１号をまっすぐ西に向かい、丸子川を渡るところで左折、丸子川沿いの太平洋岸自転車道に入る。　その丸子川堤防にあるのがこのイペー並木だ（あと１枚）。　満開の時季はちょっと逸してしまったが、10数本のイペーがみごとな並木を形成している。　まだあまり大きな木ではないが、それでも植えてから20年以上は経っているだろう。　こちらが本物のイペーロードだった。

　そのまま丸子川沿いに太平洋岸自転車道を下り、用宗（もちむね）漁港を経て広野海岸公園を訪ね、さらに自転車道に戻って太平洋岸を走って高松公園、登呂公園を回って本日の走行距離は約25km。　２時間半ほどのサイクリングだった。　サイクリングなんてのも、昭和かなぁー