今年はやけに
梅雨が長引いている。 今朝も土砂降りの雨の音に目を覚まされたが、出勤時には雨も上がってやれやれと一息。 空は一面のどんよりとした曇り空だが、雨は一段落したようだ。 午後から市内の営業回りに出発。 静岡市内の移動は自転車に限るが、中山間地まで行く場合にはさすがに自転車はしんどい。 今日の目的地は市街地から10kmほど奥まった
藁科川(わらしながわ)沿いの集落。 昼飯を食べた後、市内の何ヵ所かを回りながら藁科川沿いをひた走る。 太陽こそ出ていないものの、湿度80%以上の蒸し暑さの中、汗が滝のように流れてくる。 午後3時過ぎ、第2東名の藁科川橋に到着。 ここで対岸に渡って下流に戻りながらあと2軒ほど回れば今日のノルマ達成というときに、
突然雨が降り始めた。 よりによって会社から一番遠くに達した瞬間だ。 しかしそこがちょうど第2東名の橋の下。 うまい具合に雨宿りできそうなので、そこで雨の上がるのを待つことにした。
30分ほど雨宿りすると、雨はほとんど上がったようだ。 全速力で残り2軒を回って帰途につく。 今日の1枚は帰り道の橋の上から撮影した「
木枯(こがらし)の森」(7/24撮影)。 安倍川と藁科川の合流点にある樹木に覆われた小高い丘だ。 川の中州にあるため、渇水期でないと渡ることができないそうだが、
枕草子にも「森は……こがらしの森」と読まれるほど由緒ある森のようで、
静岡県の名勝にも指定されている。 いつかこの森に渡ってみたいものだ。