|
テーマ:今日見た光景は・・・(462)
カテゴリ:街
65回目の終戦記念日が目前に迫った昨日、感動的な話を聞いた。 静岡赤十字病院前のこのクスノキ(8/4撮影)、じつは静岡大空襲で一度焼け落ちたものが、残った根株から芽生えた新芽がここまでに成長したものだったという。 そういえばこの木には、2年ほど前に私が樹名板を取り付けたのだが、根回りの太さに対して幹がそれほど太くないことを不思議に思ったものだった(1枚目)。 「いわれ」のある木だよ、とは聞いたことがあったが、戦火で焼け落ちたあとから復活した不死鳥のような木だったとは…… そんな感動秘話を聞いて、改めて記念撮影に向かった次第。 (あと2枚) それでは道路を渡ってもう1枚(2枚目)。 クスノキにしてはそれほど大きくはないが、それでも樹高10mくらいはあるだろう。これが65年の歳月の大きさだ。 もちろん終戦時には私も生まれてはいなかったが、もはや戦争・終戦の記憶を持つ人は少なくなりつつあり、その傷跡もほとんど風化してしまった。 数少ない戦火の傷跡として、このクスノキのいわれは語り継ぎたいものだ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[街] カテゴリの最新記事
|