|
テーマ:たわごと(26728)
カテゴリ:街
24日のアースデー、静岡市青葉公園で開催された「菜の花パレードはまおか」に参加した(4/24撮影)。 静岡市内のボランティア団体ふきのとうが主催したもので、浜岡原発を止めようという市民集会だ。 会場には1000人近い市民が集まり、思い思いに原発に対する意見を表明し、その後1時間近くにわたって市役所周辺を練り歩いた。 しかしこれはデモ行進ではなくあくまでパレード。 シュプレヒコールを叫ぶこともなく、警察のみなさんにも交通整理を手伝ってもらい、思い思いのプラカードを掲げながら静かにパレード行進した。 これも静岡のお国柄なんだろう、「絶対反対」だけでなく、「しばらく止めてください」という意見も含めて、浜岡原発を止めたいという市民の声を結集しようとするものだ。 今の私の立場は後者に近く、たしかに「原発を廃絶しろ」というデモに参加する勇気はない。 アースデーにふさわしいゆるやかな市民運動といえるだろう。 しかし、なぜ菜の花なんだろう? 主催者によると「菜の花は放射性物質を吸収する能力があると言われています。今回の原発の事故、静岡県にある浜岡原発を考えたとき、解決のための一つの象徴として菜の花を選ばせていただきました。」とのこと。 全員が菜の花を手に持っての行進は、普通のデモとはひと味違う。 しかし、こういうおとなしい市民が1000人近くも集まったということが、現状の危機感の高まりを如実に表しているとみるべきだろう。 静岡市でこういう運動にこれだけの人数が集まったのは初めてのことだという。 参加者の一人がこんなことを言っていた。「中部電力さん、浜岡原発さんにお礼申し上げます。 今まで些細な事故はあったものの、福島のような大事故を起こさずにいてくれてありがとうございました。 今後は、東海地震の懸念がなくなるまで、しばらくお休みください」 私たちの主張もまさにこの通りだ。 Go to bed!! HAMAOKA GENPATU 浜岡原発さん、東海地震が収束するまでしばらくお休みください。 冒頭の写真にこっそり紛れ込ませた、黄色い垂れ幕にマスク姿の怪人が我が師匠、Go to bed の発案者だ。
お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[街] カテゴリの最新記事
|