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兒玉機関がもっていたとされるラジウムの終戦時の処理について エントリーをすでにあげてみたんですが 今度はタングステンについてあげてみようと思います
日本テレビとCIA 有馬哲夫著では 三百万ドルの金が タングステン調達についやされて 児玉機関で隠匿されたとされるダングステンが吐き出されたと書いてあるんですが さて 当時の価格がどれぐらいだったか わかりませんが タングステンには 原料価格と製品価格がありまして 先にあげた本のなかには このタングステンの質の悪さが問題になったとありますが これも原料として 純度の低い物の調達がおおかったのではないかと思います 原料の価格としては 最近は下記の通り http://www.nittan.co.jp/tech/all/detail03.html タングステンは市場ではAPT(パラタングステン酸アンモニウム)として10kgあたりの価格で取引されています。価格は2年前の100USドルから現在では2.5倍の250USドル前後で推移しており、高値が続いています。 製品の価格としては 最近は下記の通り http://qanda.rakuten.ne.jp/qa2743714.html タングステンは中国の生産が80%を超え高騰しています。アメリカの取引価格は、32,500ドル/kgとビックリな価格。原料でなく製品の場合です。ちなみに輸出制限がかかっているとのことで、プラチナなみに価格が上がるのかな?原料価格はアメリカのアマゾンの価格で調べれますよ。ちなみに、99.99%は丸棒、99.98%は角棒。 大戦時のタングステンの状況については 下記の通り http://www.warbirds.jp/prince/pr0005.html http://www.warbirds.jp/prince/pr0010.html http://www.warbirds.jp/prince/pr0011.html 当時の値段や 状況が事実の羅列のみで よくわからないのですが 児玉センセイがタングステンを隠匿していたのをというような記述がされる場合がありますが それを出したら 用済みです 実際は 少量のタングステンを隠匿していて それを差しだし 13階段を昇らないで済むなら あとのエントリーで説明しますが 中国大陸からタングステンを持ってこられるコネクションがあるよということなんでしょう お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
商工省が山師を公募してたようです。
http://www.lib.kobe-u.ac.jp/das/ContentViewServlet?METAID=00204317& ;TYPE=HTML_FILE&POS=1&LANG=null (昭和11年4月) 輝く愛国の鶴嘴“山の闘士”に凱歌 非常時鉱山バンザイ! 商工省では昨秋九月から軍需品工業の不足鉱物でスハ 非常時の暁には国力を挙げて保護し生産奨励する必要のある亜鉛、アンチモニー、 クローム、マンガン、タングステン、水鉛、水銀、蒼鉛などの貴重鉱山に対して “不足鉱物探鉱奨励金”の名目で全国に五万円の懸賞金を投じて軍需鉱物の ハンターを募集し初めた 但しこれには条件があつて巨万の大資本を投じた金持鉱山は一切遠慮して貰う こととし、なるべく三流、四流のハンターで愛国心と真面目さは持ちながら 資金の蔓がなくて手握りでコツコツやつている人に対してほぼ一ヶ年分の費用 を出してやり、これによつて愛国鉱山ブロックを結成し、発展させて一朝有事 に備えようというのであつて(略) なお今年度もまた小西監督官らによつて第二回の懸賞鉱山が近く募集されるが、 金持鉱山はなるべくお断りだと (2011年05月17日 19時02分56秒)
なぜ大手お断りなのかと思ったら、
http://books.google.co.jp/books?id=zXcra-VPugUC& ;pg=PA83&lpg=PA83&dq=%E5%95%86%E5%B7%A5%E7%9C%81%E3%81%A8%E8%B2%A1%E7%95%8C&source=bl&ots=Z8XF2RlFZR&sig=4YzFLgdVkT47Y91HPTzO-P-llIk&hl=ja&ei=8UTSTe66CpLSuwPvoLy6DQ&sa=X&oi=book_result&ct=result&resnum=10&ved=0CFMQ6AEwCQ#v=onepage&q&f=false 岸が満州国に赴くのも、財界から強い圧力があったからだと言われている。 だが、そうした岸と利害が一致したのが他ならぬ軍部である。 ※Wikipedia 岸の項より: 昭和11年10月に満州国国務院実業部総務司長に就任して渡満。 財界と商工省などとは同じ穴の狢かと思ってましたが、そうでもないようで。 (2011年05月17日 19時04分44秒) |
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