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テーマ:野鳥好きっ♪(15909)
カテゴリ:識別について
7日と昨日観察できたアカガシラサギの外観的な特徴を整理してみました。 ・上嘴:黒っぽく見えました。このことから観察した個体は若鳥と思われました。 (成鳥冬羽では嘴は黄色で先端が黒い) ・全体的には淡褐色で無斑、頭頂は斑模様でした。 ・喉から胸には縦斑がありました。 ・飛翔した際には白い翼が目立ちました。 (近似種との比較) アカガシラサギは、シラサギ類と比べると首は短く縮めているとササゴイのように 見える可能性があります。また、冬羽は首に縦すじがはっきりあるのでヨシゴイ類のような 印象を持つ可能性があります。ただし、アカガシラサギ冬羽とササゴイ若鳥、ゴイサギ幼鳥が 同じ時期に観察されることはないと思われますのであくまで参考です。 (1)ヨシゴイの喉から体下面の縦斑(線) ヨシゴイの雄では喉から体下面が淡い黄白色で、淡茶褐色の縦斑が中央にあります。 ヨシゴイの雌では喉の下に5本の縦線があります。 (2)ササゴイ若鳥 ササゴイの若鳥にも喉から胸に縦斑があります。 ただし、上面は暗褐色で翼の羽縁が黄褐色です。 (3)ゴイサギ幼鳥 虹彩は橙色で褐色の体には白斑があります。嘴は黄色で先端が黒い。 第一回冬羽は全体が褐色で、頭には黒みがあり背と肩羽、雨覆の一部が灰色味が あります。 (写真) アカガシラサギ:2021年2月9日手賀沼沿岸で撮影、 夏羽は2020年7月土浦市で撮影 ヨシゴイ:2018年6月、2020年7月印旛沼で撮影 ササゴイ:2018年7月都内北区で撮影 ゴイサギ:2018年6月土浦市で撮影
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最終更新日
2022.02.10 14:30:18
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