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花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2022.02.22
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今日、千葉県松戸市内の公園のフィールド調査に立ち寄りました。
その折、アオジが地面に落ちている種子を食べている際に尾を上げて仕草を見かけました。
はじめて見かけました。いままで、たまたま見かけなかったのか、見逃していたのか、その意味はなんでだろうと思いました。
尾をあげる小鳥として、オジロビタキが翼をさげた姿勢をとって伸ばした尾羽を上に数回振り上げてゆっくりと下げる仕草をすることが知られています。
高野伸二さんが著書(*)の中で「枝に止まっている時には尾の白色部が見えにくいが、尾をあげて広げ気味にしながら下げる動作をよく行い、その時には尾の白と黒のコントラストが目立つ」と報告しています。オジロビタキの外側尾羽には白斑あります。この白斑または下尾筒の白を同じアオジが見せているかとも考えられます。
(1)外側尾羽に白斑がある小鳥
アカハラ(外側尾羽の内弁先端に灰白色の斑を持つ個体がいるとの報告があります)
ホオジロ(外側尾羽2枚に白斑)、ベニマシコ(外側尾羽に白斑、3枚目に小さな白斑)、
オオルリ(外側尾羽基部に白斑)、シロハラ、マミジロタヒバリ(外側尾羽2枚に白斑)、
ムギマキ(外側尾羽基部に白斑)、オオルリ(外側尾羽基部に白斑)
(2)外側尾羽に白斑があるが尾羽をあげる仕草をしないのはなぜ
野外観察では解き明かすことは無理ですが、祖先がそのような行動したものが遺伝的に
個固定されたか、なにかの要因で尾をあげることで利益があり行動が獲得されたという2つの
考え方をあげられます。
(*)高野伸二.1980.野鳥識別ハンドブック.p265.(財)日本野鳥の会.
(写真)2022年2月22日撮影(オジロビタキは2016年2月千葉県松戸市で撮影)










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最終更新日  2022.02.22 17:54:09
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