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花鳥いろいろ(四季の野鳥たちとの出会い)のブログ

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2023.07.03
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カテゴリ:識別について
コチドリの幼鳥について、その特徴がいまひとつわかりませんと質問をもらうことがあります。初野(2007)が、幼鳥の特徴を整理し、写真やイラストをまじえて解説しています。その内容を紹介します。
コチドリについては、「成鳥よりも全体的に褐色味を帯びていて眼瞼輪は成鳥のように鮮やかな黄色ではなく淡色で細いものです。額・眼先・過眼線は成鳥のような黒ではなく褐色です。眼の上は淡い褐色で成鳥のように白くありません。したがって成鳥とは異なる模様がぼやけた顔つきに見えます」と述べ、また、「胸の黒い模様は幅が狭く褐色。背・肩羽・雨覆はバフ色の羽縁とその内側に三日月形の細くて黒いサブターミナルバンドがあり鱗模様に見えます」と指摘しています。
一枚目、二枚目は、ともに2018年8月19日茨城県稲敷市で観察・撮影した個体です。眼の外縁は淡色で細いのがおわかりいただけるものと思います。
上面は褐色で淡色の羽縁があり、前頭に黒色はありません。
三枚目は2021年9月24日に茨城県稲敷市で観察・撮影した個体です。
眼の外縁は黄色で、羽色は夏羽の比べて不明瞭なので冬羽に換羽中のものと思われます。
四枚目は、2022年6月17日千葉県柏市で観察・撮影した個体です。
一枚目、二枚目よりもさらに若い個体で眼の外縁は淡色です。
(引用)
初野謙.2007.幼鳥が起こす真夏の怪.BIRDER.第21巻.第8号.
p36.文一総合出版.
(眼瞼輪について)
眼の外縁のことです。眼瞼は眼球の上下をおおい角膜を保護する皮膚のひだで、
眼瞼輪は眼瞼が繋がるように一つの輪のようにみえることに由来するものです。














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最終更新日  2023.07.03 14:35:58
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