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テーマ:野鳥好きっ♪(15909)
鳥友から昨日の水元公園のリポートを見て、なぜ水元公園小合溜には、ホシハジロ、キンクロハジロが多いのに、手賀沼では少ないのはどうしてと質問をもらいました。 ホシハジロは主に沈水植物の越冬芽や実、水生昆虫を食べます。また、キンクロハジロは主に貝類と沈水植物の越冬芽を餌としています。水元公園小合溜では、葛飾区(2021)が報告しているように沈水植物のマツモ、エビモが生息しておりホシハジロ、キンクロハジロは、これを餌としているものと思われます。これに対して、手賀沼では、山階(1988)が報告しているように昭和48年(1973年)に沈水植物が絶滅したことでホシハジロ、キンクロハジロを収容する力がなくなったことによるものです。 (引用) 山階鳥類研究所.1988.手賀沼1990年代の課題.鳥と人との共存. p81.総合研究開発機構助成研究.NRS-86-6. 葛飾区.2021.水元小合溜 動植物等環境調査結果について. 葛飾区都市整備部公園課.p3. (写真) ホシハジロ:2023年2月18日、キンクロハジロ2022年11月16日水元公園にて撮影
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最終更新日
2023.11.22 20:21:30
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