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テーマ:野鳥好きっ♪(16273)
カテゴリ:識別について
3日谷津干潟でアカアシシギ幼鳥個体を観察しました。 観察していて誤認しやすいツルシギ幼鳥との比較をしてみました。 (嘴に注目) 多くの図鑑で識別の決定打と解説しているのが、下嘴だけが朱色(ツルシギ)、 嘴基上下が朱色(アカアシシギ)なのかという点です。 ただし、アカアシシギは嘴基部の色が観察する角度でわかりにくさがあります。 二枚目の写真では一枚目と同一個体ですが、朱色がかるという印象です。 写真一枚目、二枚目が3日に谷津で観察したアカアシシギ、 三枚目、四枚目が稲敷市で2018年10月に観察したツルシギです。 (上面の特徴) アカアシシギは上面が褐色で羽縁が白色に見えます。 対してツルシギの上面は暗褐色で小さな白斑があります。 (体下面と顔、胸について) アカアシシギの下面は白く、胸に褐色の縦斑があります。 対するツルシギは、灰褐色で褐色の斑が多くあり、全体的にアカアシシギより暗く見えます。写真五枚目は3日に観察したアカアシシギ、六枚目は2019年9月15日に稲敷市で観察したツルシギです。 (眉斑の白色) アカアシシギ冬羽は眉斑の白色が目先で止ります。 対するツルシギは目の後方まで伸びます。 二枚目と六枚目の写真をご覧ください。 (足の色) アカアシシギもツルシギも足の色はいずれも朱色から赤色に見えます。 足の色だけでアカアシシギかツルシギかを識別するのは注意が必要です。
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最終更新日
2024.10.05 10:05:06
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