予定通り（？）クロで決着。。。でも

６月にロスで嗜んでいるのに８月末の検査で

陽性反応？　どうも日本で最近嗜んだのでは

噂では六本木、錦糸町で見かけられた怪情報も？








相撲協会に解雇された（２８＝大嶽部屋）と十両・白露山（２６＝北の湖部屋）が８日、２日の検査時に６月の米ロサンゼルス巡業でマリフアナを吸っていたことを告白していたことが明らかになった。それでも露鵬サイドは精密検査の結果を不服とし、法的措置を視野に入れることを示唆。波乱含みの船出に、武蔵川新理事長（元横綱・三重ノ海）も再発防止へ協会一丸で乗り切る姿勢をみせた。

　潔白を訴え続けてきた露鵬と白露山に下された「審判」は、理事会決議では最も重い「解雇」処分だった。

スポーツの世界では通常、その競技を問わずドーピング違反が判明した選手は３カ月から１年間の資格停止処分とされるのが国際的な流れ。再発防止検討委員会の大西祥平委員も「（解雇は）国際的なスポーツ界の判断基準と照らし合わせても厳しいと思います。社会的な影響力を考えてのもの」と語り、理事会でも「１年の出場停止」という意見も出るなど、意見は分かれた。しかし、厳罰の“引き金”になったのはこれまでの２人の言動だった。　

関係者によるとこの日、衝撃の事実が明らかになった。２日に行われた抜き打ち検査で、露鵬と白露山は６月の米ロサンゼルス巡業でマリフアナ（大麻）を吸引していたことを認める発言をしていたのだ。再発防止検討委員会の委員から「師匠には報告しないから本当のことを話してほしい」と求められると、２人は「（知人の）歌手に招待されて、そこで吸った」と証言したという。だが、その後の会見などで２人は「（マリフアナは）見たことも吸ったこともない」と発言を翻し、完全に信用を失った。反省の色がないばかりか言い逃れに転じた姿勢に、親方衆からも「解雇にすべき」という過激な意見が浮上。ある再発防止検討委員会の委員も「これまでの行いも（処分に）大きく影響している」と批判した。

２人はそれでも吸引の事実を否定し続けているが、検査の結果は“クロ”を裏付ける決定的なもので、大西氏も「（検査結果の）数値からは吸ったと判断せざるを得ない。彼らの体の中に大麻があったのは事実」と断言。さらに、他人が吸った煙を吸い込む副流煙や、鎮痛剤などの成分が反応する疑陽性の可能性も「１００％考えられない」と否定した。

２人は興行の在留資格で入国しているが、解雇処分となったことで３カ月間活動しないと入管難民法により在留資格を取り消され、強制退去処分となる可能性もある。解雇処分という予想以上の厳罰でひとつの区切りを迎えたマリフアナ騒動だが、世間に与えたショックは計り知れない。完全収束には力士１人１人が自覚ある行動を続け、再発を防止していくしかない。