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カテゴリ:バスガイドの仕事
千歳から阿寒湖に行く一日。
とうとう来た! 高速道路を全く使わないで千歳から阿寒湖に走るコース。 言わんこっちゃない! イヤだなぁ~と思ってたら、やっぱりついてしまった。 ほんとは、小樽の日帰りの仕事が付いてたけど、ガイドが1人行けなくなった。 急遽、私が日帰りから2泊3日の仕事になった。 ありがたいこと! 文句など言える訳もなく、なにより、1日から3日も働ける事になって幸せ。 2つ返事で受けたら、高速道路に乗らないコースだった。 同じ旅行会社なのに、東京と大阪の違いで、コースも千歳で受ける時間もほぼ同じなのに、高速道路と国道と峠経由では、到着がかなり変わる。 処が! いつもは10時の飛行機なのに、今日私が受ける飛行機が11時35分だった。 いつもより1時間半も出勤時間が遅かったから、もしかしたら、受ける時間が遅くて、半分は高速に乗れるかも? なんて、甘い期待を抱いてたら、希望通り、半分、清水から足寄までが高速になった。 私ってなんて、超ラッキー! 今までの2回より、2時間近く長くしゃべると、覚悟してた上の、半分高速だったからうれしかった。 普段より2時間遅く阿寒湖の駐車場に入ったら、私たちより1時間以上早い飛行機を受けて、高速で行ってるはずの大阪発のツアーのバスが、まだ駐車場にいる。 あれ? 心優しい先輩たちが、わざわざ私たちを駐車場で待っててくれたのかしら? なんて考えてたけど、宿に上がってからよく聞いてみたら、1度も高速に乗らずに、国道のみで1日来たらしい。 なんてこと! 東京便を受けた私たちが、高速に乗れてたなんて。 私の運の良さに、今日も感謝した。 大阪便を受けた諸先輩の愚痴を、風呂であったのでで延々聞いた。 ゆっくりのんびり、今回も温泉を楽しもうと思っていたのに、先輩の話を聞く時間が、普段よりさらにプラスされて、おかげさまで今夜は、1時間半もの長い風呂になった。 阿寒湖の湯は、温度と言い、湯船の深さといい、最高に私には合ってるので、体が暖まって、幸せ。 実は、阿寒湖に入る前の足寄(あしょろ)のドライブインの乗務員休憩場所で、添乗員からあられをもらった。 「ひなあられ」と書いてある。 それも2つ。 ドライブインから、女性添乗員と女性ガイドに。 ひなまつりだからって。 ふふふ。 おばちゃんでも、「女の子の節句だから」と言われていただくひなあられは、とってもうれしい。 「女の子だからねぇ~。うれしいねぇ~!」 と言う話を、添乗員としてたら、前にいたドライバーが納得のいかない顔をしてる。 「女の子の節句だからもらったのよ。 なにか、ご不満な点でも?」 と聞いたら、 「いや、別に」 だって。 「じゃ、なぁ~にぃ~?その納得いってない顔は?」 と笑いながら聞いたら、 「いやいや、なにも納得してない顔はしてないよ」 と、笑って否定してた。 10分後、同じ休憩場所に入ってきた、連行のもう1台の添乗員もガイドも、同じあられを1つずつ持ってた。 で、そのガイドと添乗員が、 「女の子の節句だからねぇ~」 と言って、その後にドライバーに向かって、 「なに?その納得いってない顔は?」 と言って、またそのドライバーが、 「いや、別に」 と、まじめな顔をして、同じ返事をしてたから笑ってしまった。 どこのドライバーも、こと、女の子の節句に関しては、よけいな事は言えないし、でも納得は出来ないし、言い返す事も出来ないらしい。 みんなで大笑いした。 しかし、私も私で、「女の子の節句」と言うのは笑えるが、もう1台のガイドは、私より一回り以上年上だから、なおさら笑える。 あっ、そんな事言ったらあかんか?! その、ドライブインからいただいたあられ2袋。 1つは関西風の、色は鮮やかだけど、しょっぱいあられ。 1つは東京風の、色が鮮やかで甘いあられ。 添乗員とどっちをもらうかで悩んで、私は関西風のあられをもらった。 今回のお客様の中に、幼稚園くらいの女の子が1人乗ってる。 話の途中で添乗員が、 「このあられ、1つあの子にあげたらどうだろうか?」 と言ったので、私も賛成して、 「東京のお客様だから、甘い方をあげたら?」 と言ったら、 「そうしましょうか?これをあげますわ」 と言って、話し合いの結果、添乗員が貰う事になってた、東京の甘いあられを持って、私がもらう予定だった方のしょっぱいあられを、 「じゃ、これを今夜部屋で食べます」 とか言って、バックに入れてしまった。 ?????????????? あれっ? 私のは? で、私は、結局1つもあられをもらえずに、ドライブインの兄さんに、お礼だけ言って、手元にはなにも残らなかったと言う、悲しい話。 なんだか腑に落ちないのは、私の心が狭いからなんだろうか? お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.03.11 14:29:17
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