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カテゴリ:バスガイドの仕事
登別から、旭山動物園に行って、札幌に来てホテルに送って終わり。
同じ仕事の2本目なので、難しい事は何もない。 お客様も可愛いし。 問題は添乗員だけだ。 添乗員の仕事も、ちょっと慣れてくると、聞きかじったガイドの案内を、さも自分が勉強しましたと言う感じで、客にべらべらしゃべるようになる。 新人の頃は、何も分からずにガイドやドライバーに助けてもらってた癖に。 この、ちょっと慣れた添乗員が曲者。 客から反応を取りたくなるらしい。 ガイドの原稿を、朝の挨拶の時や、オプション販売の時にしゃべってしまう。 ガイドも、年配になれば、仕返しもできるし、注意も出来るし、言われた事を省いて案内する事も出来るけど、若い、新しいガイドにそんな事をされたら、話しの持って行きようが無い。 たとえば、今回の添乗員は、函館山からの夜景見学のオプションを取る時に、世界三大夜景の話や、日本三大夜景の話をした。 札幌の地図を配って、大通公園やテレビ塔、そして、札幌が京都の街作りと同じだと言う事までしゃべってる。 それも、世界三大夜景は間違ってるし。 他のガイドは知らないけど、ワンマン仕事じゃ無くて、ガイドが乗ってるんだから、ガイドの仕事をするんじゃねぇーよ!と私は思う。 札幌の地形や歴史は、ガイドの仕事だろうが! 私もガイドの端くれなんだから、私なりの案内と言う物がある。 添乗員の後にしゃべると、二番煎じみたいに聞こえる。 添乗員の話は、客本位では無くて、自分が案内したい物本位でするから、後のフォローも大変だし。 で、今回は、この添乗員を絞める事にした。 今後の若いガイド、間もなく乗務するであろう1年生のガイドの為に、私がちょっと絞めとかなきゃ。 50代だか、60代だかの、子供の手が離れたから添乗員になったおばちゃん添乗員が、ガイドの話をするのが私は許せない。 最近、道内の日帰りツアーは、ガイドが乗って無いので、添乗員がガイドの代わりにしゃべったりする。 その状態のまま、ガイド付きのツアーの時に、しゃべる添乗員が多いのが閉口する。 これが、ベテランの添乗員になると、自分の立場をわきまえていて、ガイドの邪魔はしないし、自分の仕事はきちんとするけど。 3ヶ月くらいから、1年そこそこの添乗員が1番手がつけられない。 私は黙っていない! ガイドの領分を侵す奴は許さない。 怖いガイドだこと! 私ったら! 雪が降ったりやんだりで、寒い一日だった。 夕食のオプションが今回も無かったから、会社には明るいうちに戻ってきた。 洗車機の横には、フキノトウも顔を出して来てる。 明日も仕事だし、バスも変わらないから、ゴミを取って、窓を拭いて、床を掃いたら帰りたい所だけど、他の連行のガイドがまだ終わらないから、早くも帰れない。 車がまだないから、送迎して貰ってるので、会社の時間に合わせて、掃除も終わらせなくてはいけない。 さっさと掃除は終わったのに、ダラダラとモップを洗い、切りよく思わせるようにしなくてはいけないのが面倒くさい。 でも、仕事だからそうするけど。 自分の時間で帰りたいと切に思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.04.20 11:19:25
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