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テーマ:まち楽ブログ(32244)
カテゴリ:まちの紹介
こんにちわ 常に挑戦者の気持ちを持ち続けたいと思っていますスフィーダです 今日は、輪中をもっと知ってもらおうと思って、ある場所に行ってきましたぁぁぁ それは、ここです 国土交通省の管轄する高須輪中排水機場(地図)
外からは何の施設なのかわかりませんよねぇ (排水機場っていう名前はついてるから、わかるんだけどね)
だから、中に入って、どんな場所なのか、何をしているのか、ご紹介したいと思いますぅぅぅ 私は、子どもの頃、社会見学で来て以来かな
排水機場という施設は、輪中の中にある川の水を 輪中の外にある(揖斐)川へと水を流し出す施設なんです 排水してるところ と、こんな感じ じゃあ、なんでこのような施設が必要なのかというと、それは輪中の土地の高さに関係しているんだ 海津市海津町と平田町、そして羽島市の一部にまたがる高須輪中は、長良川と揖斐川にはさまれ、地域全体の60%が海抜0メートル以下という低地なんだ
つまり、高須輪中の土地は、はさまれている長良川と揖斐川の水面と同じ高さ以下っていうことで、多くの人がブログでも書いてきたように、古くから洪水による水害と戦ってきた地域なんです 過去の伊勢湾台風などでは、家屋の浸水や田畑の冠水で大きな被害を受けました 当たり前のことなんだけど、水は高いところから低いところに流れます はさまれている川の水面と同じ高さ以下である輪中地帯が水につかったり、大雨が降ったりすると、浸水した水や輪中の中を流れる川の水が、輪中の外になかなか出て行かないんだよね そこで、そういった被害を解消するために排水機場が建設されている訳なんだ
では、この施設の重要性が分かったところで中に入ってみたいと思います ここが、操作室 夜中でも水位が上がればここで操作して排水してもらってます (いつも御苦労さまです) これがポンプ 現在、5台設置してあるんだよ ちなみに、このポンプ(正確にはいろいろ名前がついてるけど)を一斉に動かすと、25mプールの水を5秒ではきだしちゃうそうですスゴッ こんなおおきなもので、水を吸い上げているんですね 規模が違うわぁぁぁ~
あっこれは海津市の方なら、みんなが知ってる、ヨハネス・デ・レーケ先生です どもッ この方は、明治時代に治山・治水のため尽力してくださった、郷土の恩人でございます
ありがとうございます詳しくは、過去のブログで ヨハネス・デレーケさんをはじめ、薩摩藩の方達など多くの犠牲を払い、この輪中という低地でのくらしがあります 感謝しなければなりませんね 今では、このような排水機場のおかげで安全に暮らしていますが、 昔の歴史をたどると、いろいろな歴史上の経緯があってこの地域が成り立っていることがわかってもらえれば幸いです
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Last updated
2012年02月02日 13時39分31秒
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