かきのたね～自閉症のなあくんと～

今日はりょうちゃんの学校のグランドで地区のお祭りがあった。
毎年このイベントでりょうちゃんの空手道場は演武を披露する。
保護者は手伝いがあるので、私もりょうちゃんと一緒に道場に行き引率して学校へ。
久々に外を歩く私を心配して、おばあちゃんは私に付き添ってきてくれた。
私が引率されているじゃん！

なあくんはヘルパーさんを頼み、いつも行くコースがりょうちゃんの学校付近だったので、
お祭りをやっていることを伝え、可能ならなあくんもお祭りへ誘ってみて欲しいと頼んでみた。

私は薬を飲むと副作用で下痢になってしまっていた。
でも飲まないとめまい＆嘔吐。
どちらを選ぶか迷った結果、薬を飲んで出かけた。

学校でりょうちゃんの出番を待っているとなあくんとヘルパーさんが来た。
私の手を取り、ヘルパーさんにバイバイをする仕草も見られたけど、
一緒にぐるっと会場を回り、たこ焼きを購入。
おいしそうに食べてました(^o^)

　　　　


なあくんがたこ焼きを食べている途中にりょうちゃんの空手が始まり、
私はなあくんに「お母さんはお兄ちゃんの所に行ってくるね！バイバイね！！」
そう告げてその場から離れた。

　（きっと着いてきちゃうだろうな･･･泣いちゃうだろうな･･･）

そう思っていた私。
それがすんなり私にバイバイをしてそのままたこ焼きを食べ続けていた。

びっくりしました(*_*)
絶対に追いかけてきちゃうと思っていたのに･･･

なあくんはたこ焼きを食べた後、ヘルパーさんとちょっと遊び、家に向かって歩いて帰りました。
すごいなぁ。

私はなあくんとヘルパーさんと一緒に帰ることになると予想していたし、
おばあちゃんもヘルパーさんも同じように思っていたようです。
いつものコースにないりょうちゃんの学校に来れたことにも驚いたもん。

とってもおりこうになったね！！