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ちょこっと、「号外」です♪
「7歳までは神のうち」 ということばをご存じでしょうか? あるサイトによれば、 ---------------------------------------- 昔は幼児死亡率が高かったことから 7歳までは、まだ この世に命が定着して いない状態にあると考え、成長を確認できる まで、人別帳(戸籍)に載せませんでした。 ---------------------------------------- とありました。 同様の説明を載せたサイトは、他にもあり、 おそらく的はずれな見解ではないのでしょう。 が、私はちょっと別のことを考えています。 ひとが、論理的思考に目覚める最初の時期が、 7歳くらいなのです。 より正確には、個人差があるので、7歳から 10歳(~12歳)くらいまでのあいだに、 ゆっくりと変化していくようです。 逆に言えば、7歳未満の子どもたちにとって、 世界は、自分と未分離の状態にあるのです。 未分離すなわち、世界と自分が一体…これは ある意味、神の視点です。ですから、この状態を、 「神のうち」と解釈してみたいと思うのです。 この一体感を支えるのは、絶対的主観です。 (論理的思考には、こうした発想はありえません) 家よりもお母さんを大きく描いてしまうのも、 お月さまがついてくるという発想をするのも、 すべては、絶対的主観から発しています。 これは一見、不合理のように感じるかもしれません が、そうではなく、この「絶対的主観」の世界 を充分に堪能することが、この時期の子どもたち にとっては、生きる土台づくりでもあるのです。 ミモフタモナク言ってしまえば、ほうっておいても、 成長過程において、客観的思考をする時期は、 否応なしにやってくるのです。 その時期がきてしまえば、もう二度と、 お母さんが家より大きいとは思えないし、 お月さまがついてくるとも思えなくなります。 それはもう「神の領域」ではありません。ヒトの 領域です。論理的思考を手に入れることは、 神さまの地平から離脱することを意味するのです。 そして、人生のなかで、そういう時期は、たったの 7年~12年しかないのです。そして、その時期に 醸成される感性こそが、そのひとが生きるうえでの 土台となると、私は思っているのです。 その時期に、絶対的主観の世界を、たっぷりと 味わうことが、その子どもの自己肯定感を育て、 自分という存在を受け入れる土壌をつくるのだ と思っています。 この感性と密接につながっているのが、 イメージです。 言い換えれば、想像力であり、創造力です。 知識を記憶するのは、論理的思考がはたらく ようになってからで充分に間に合いますが、 感性のちからを育てるもっとも重要な時期は、 それ以前なのです。 だからこそ、12歳(~7歳)未満の子ども たちには、想像力、創造力を発揮できる活動が 必要なのです。 そのためにもっとも有効なのが、表現活動です。 演劇、音楽、絵画、造形等々。きちんとした かたち(舞台など)をつくることよりも、それ にふれることそのものに、意味があるのです。 今回、横浜市青葉区で、小学生のための夏休み 演劇体験教室を立ち上げたのも、ひとつには、 そういうねらいがありました。 たった7日間ですが、子どもたちには思いきり、 自分を表現することを楽しんでもらいたいと 思っています。 楽しむ感覚こそが、あらたな想像力、創造力を、 育てることにつながっていくのですから。 ただいま、定員20名にたいして、申し込み6名。 あと14名の参加、熱烈お待ちしています 趣旨に共感していただけましたら、告知にご協力 いただけると幸いです。また、お知り合いに、 横浜市青葉区のお子さんがいらっしゃいましたら、 ぜひ、お声かけしていただけると幸いです。 詳細は、「じぶん表現倶楽部」のページにて お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011.07.10 03:29:57
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