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貧乏旅人 アジアの星一番が行く 世界への旅

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2019.12.05
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カテゴリ:作家
あらすじ
悠介は、長野県安曇野の隣、池田町に産まれ、すくすくと育った。長野高校に進学し、2年の春、写真部の新入生歓迎撮影会に参加した。2か月後頃、突然、小平由樹枝と付き合っているか? と怖い先輩に言われる。その噂の理由は、由樹枝が言い寄る男達を避ける為の口実であったのである。翌年冬、その由樹枝から手編み手袋を貰う。手紙のやり取りの後、2人の仲は、デートするまで進展する。さらに春、手を握る。さらにキスするまでの仲の恋人となる。



===================================

中間試験も終え、期末試験も終わった。その間、悠介と由樹枝の仲は、益々親密となり、会えば、
一目を忍んで抱き合い、口づけを交わしていた。そして、夏休みも間近に迫った。バドミントンを
終えて、いつもの焼きソバ屋である。

「俺さー、夏休みに入ったら、北海道へ出発するよ。」
「そっか、いよいよ、出発だね。会えなくなるから、寂しいなー。」
「会えないのは、寂しいけどね。見知らぬ北海道を歩き回って見たいんだ。」
「うん、分かっている。私は、バドミントンと勉強、頑張るよ。」
「それから、推薦も上手く行きそうだ。」
「先生と話したの?」
「そう、確約は出来ないけど、たぶん、問題ない。と、言ってくれた。」

指定校の推薦は、まず、募集を行い、その後、校内選考があり、推薦される生徒が決まる。複数の
生徒が同じ志望校の場合、成績と考課の高い生徒が優先されるのである。悠介の場合、東大、京大
などを目指す生徒に次ぐ成績なので、希望校に複数の生徒が志望したとしても、悠介を優先可能と
なるのである。

「頑張って来た甲斐があったよ。」
「良かったね。」
「でも、決定ではないから、完璧に安心は出来ないけどね。」
「悠介なら大丈夫よ。私も悠介に教えて貰ったお陰で成績も上がっているし、悠介が恋人で
良かったよ。」
「そうかい? でさー、北海道から帰って、推薦校が決まったら、本当の恋人になろう。」
「本当の恋人って? もう本当の恋人でしょう?」
「いや、だって、まだエッチしてないよ。」
「いやらしい!」
「おれは、由樹の全てが欲しい。来年は、離れ離れになるんだ。東京へ行ったら、あまり
会えなくなる。」
「そう言う事しなければいけないの?」
「おれは、由樹の全てが欲しい。」

悠介は、真剣な目をして、由樹を見て言った。悠介は経験もない童貞であるが、友人達との耳学問で、
どうすれば良いのか知っている。キスしながら由樹を抱いていると、無性にもっと触りたくなる。
そして、やりたいと思うのであった。
「ねぇ、いいだろう? 俺は、由樹が好きだ。東京へ行くまでに、絶対に離れられない関係になって
いたいんだ。」
「もう離れられない関係でしょう? 私、悠介以外の人とは絶対に付き合わないから、大丈夫よ。」
「それは、分かっているし、信用しているけど、由樹の全てが欲しいよ。」

由樹枝は、仲々、了承してくれない。悠介は、少し焦っていた。もうすぐ夏休みで、1ヶ月近く、
若しくは1ヶ月以上、北海道へ行く。帰ってくれば、大学へ入学するまで、半年余りしかない。
離れ離れになったら、由樹枝は絶対に大丈夫と言うけれど、美人の由樹枝である。男達が言い寄って
来るに違いないと思う。それで、深い関係になっていたいのである。

それに、キスしたり抱き合っていると、由樹枝の秘部に触りたいと思う。手を伸ばしたこともあるが、
やんわり拒絶されて、まだ、触れていない。自分でも自分をコントロール出来ない心の深部からの
欲求があるのであった。
「よく、考えておいてくれる? 北海道へ出発前に、返事が欲しい。」
「・・・」
「いい返事を貰えないと、北海道旅行が辛いなー。」


夏休みに入った、5日目、悠介は北海道に旅立つ日となった。長野市内の運送会社を訪ね、東北方面へ
行くトラックがないか聞き回った。何社目かのトラック会社で、毎日ではないが、福島県まで行く
仕事があると聞いた。それで、毎日、いつ出発か確認に行った。昨日の夕方、明日の、夜8時に
出発するから、8時前には、事務所に来て待つようにと確認できたのである。

当日は、由樹枝が送るついでに一緒に夕食を食べたいと言う。悠介も暫く会えないので、勿論会いた
かった。トラック会社に近い電車の駅で待ち合わせし、その近くの食堂に入った。悠介は何を頼むか
迷ったが、由樹枝と同じカレーにした。
「いよいよ出発ね。忘れ物ない?」
「うん、大丈夫だよ。着替えだけだからね。」
「お金は? 1ヶ月も行くのだから、お金必要でしょう?」
「いや、無銭旅行するつもりだから。途中、どっかでバイトしながらね。」
「そうなの? 大丈夫? 心配だなー。」

===================================

本日は、ワナカに滞在、氷河を見に行く予定でしたが、大雨の日となり、
往復4時間も歩くのは、不可能。

それで、宿に待機です。

時間があるので、短編小説でも、と思いましたが、いいモデルさんに
出会っていないし、暫く、寺本悠介をアップしていないので、アップしました。

悠介と、由樹枝、良い仲になりましたねー!
彼は、彼女を置いて、北海道に旅立ちます。しばらくは、北海道の旅の
内容になろうかと思います。





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Last updated  2019.12.05 03:08:57
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Re:チェンマイに佇む男達 寺本悠介の場合 第24回  ~(12/05)   ご隠居 さん
久々の小説ですね。1泊2日の静岡県の旅から昨日帰りました。良い天気に恵まれて良かったです。本日からまた剪定作業に入ります。遊んでばかりは居られません。バスで長時間揺られ、寺の長い石段で汗を流し、夜は役員さんらと良く飲みました。今日からは再び畑で汗をかきます。 (2019.12.05 12:43:57)

Re[1]:チェンマイに佇む男達 寺本悠介の場合 第24回  ~(12/05)   アジアの星一番Ver4 さん
ご隠居さんへ

小説もアップしないと仲々、進みませんので・・・。

良い天気の旅でしたか?
こちら、4~5日、天気が悪かったので、太陽を拝みたいです。
昨日は、ようやく、晴れ間も見えて、天気も良くなりそうな気配です。

農閑期の作業も多いのですね。冬はお休みかと思っていましたが。

(2019.12.06 02:23:14)


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