テーマ:日々自然観察(10125)
カテゴリ:野山や海の動植物
カタクリ(片栗) ユリ科カタクリ属の常緑多年草 古語では「堅香子(かたかご)」 カミさんと弟夫婦、いとこの姉妹を誘って 今庄(福井県)のカタクリの花を訪ねました。 北陸線の今庄駅に着いたのが11:52 駅前の蕎麦屋で名物・今庄蕎麦で腹ごしらえ 新羅神社裏山の群生地へ向かいました。 人がいっぱい、と想像していましたが 我々だけで閑散としたものでした。 平日で、天気予報が雨とくればこんなもの? もっとも花を見るにはこの方がありがたい。 山の斜面に群生しています。 雨や曇りの日には、花が閉じてしまう というような話を聞いていたので心配したが 現地では満開近くでキレイな花を観賞できました。 よく見ると不思議な模様がついています。 同上 ショウジョウバカマも同居しています。 同じくキクザキイチゲも。 キクザキイチゲ(菊咲一華)キンポウゲ科 濃い紫の花もあるそうです。 近くに咲いていたこの花は多分ヤマエンゴサク ヤマエンゴサク(山延胡索)ケマンソウ科 【別名】ササバエンゴサク 現在の片栗粉はジャガイモのでんぷんで作られていますが 昔はその名の通りこのカタクリの根が使われていたようです。 物部(もののふ)の 八十少女(やそをとめ)らが 汲くみまがふ 寺井の上の 堅香子(かたかご)の花 (大伴家持 万葉集巻19-4143) カタクリが古くは「かたかご」と呼ばれていた これは「けん家持さんのブログ」で知りました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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