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テーマ:介護・看護・喪失(5300)
カテゴリ:介護の“か”
年が明けた頃からずっと
ベッドにしなさいと、周りから言われていたけれど なかなかうんと言わない姑。 いくら言っても、のらりくらりとはぐらかしたのは 続きの和室で24時間、布団を敷きっぱなしの舅への遠慮。 なにしろ、決まった毎日を変えるのが この上ない苦痛だっていうのだから、なんともはや…。 それでも、ここ数週間の衰え方には 自分でも目をそらすわけにいかなくなったようだ。 ついに昨日の朝は 一人で床から起き上がることができなかった。 ついに覚悟を決めて、介護ベッドを借りることに。 介護用品のレンタル屋さんが 姑と、姑の部屋の状況を見に来て 「タンスを動かして」 「ベッドをここにこう置いて…」 などと話していると、 「ベッドぉ?」 …布団に入ったまま、案の定不満げな声を上げた舅。 「ベッドなんか置いたら、部屋のバランスが崩れろうが」 いや、部屋のバランス云々の次元じゃないですから。 右の手の機能は4パーセントしかない、と診断された姑が ベッドを効率よく遣うためには、この置き方しかできないんで…。 「じいちゃん、ばあちゃんは病気だから」 「最近のばあちゃの様子を見たら分かるでしょう」 一生懸命説明して なんとかじいちゃんを黙らせた。 あなたの奥さんの話なのよ。 もう、しっかりして頂戴。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.07.26 00:19:18
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