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お茶かけごはん と ねこまんま

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2007.09.16
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カテゴリ:介護の“か”
姑は、大脳皮質基底核変成症という病気のため
右半身は4%しか機能せず、言葉が不自由だ。
本人にとって一番辛いのが、この失語症。
なかなか意思を他人に伝えることができない。

大脳の病気と言っても
記憶に使う部分は今のところほとんど問題ないようで
判断力も正常どおり。

だから、土曜日に叔母たちが来ることになったときも
もてなし方をレクチャーしてくれた。
しかし、失語症だ。

お昼頃に博多駅に着くという叔母たちに
食事を用意しようという私の意見に対して
それではバタバタで、私が大変だから
果物でも用意しておけばいい、と姑。

「えー。ほんとに?じゃあ、お昼は外で食べてきてください」と言うの?

「ちがう。くだものをよういしておくから、すこしやすんでから、
 しゅっぱつしてください」

ほおほお。なるほどそう言うのね。
って、たったこれだけの意思疎通に
30分以上時間をかけた。

そこで、先日テレビで見た「会話パートナー」なるものを検索したら
失語症の人と話そう」という本にたどり着いたので
早速取り寄せて読んでみた。

失語症の人は、発語だけでなく
人の言葉を理解することも
文字を読んで意味をくみとることも
不自由になっているということに、改めて気づかせられた。
今までの私からの問いかけには、どう返事したらいいのかさえ
分からないものもあったことだろう。
とても勉強になった。

気がかりなのは、一般的な失語症は
脳梗塞や外傷で脳が損傷した場合に発症し
なかなか回復しないにせよ、それ以上悪化することはない。

しかし姑の場合は、発症からの平均余命が5~6年だという進行性の病気なので
着実に状態は悪化していく。
今は問題ないが
いずれは痴呆の症状が出るのではないかとも言われている。

本に書いてあることは、大いに参考になったが
改めて、姑の病気の重さを思い知ることにもなった。


失語症の人と話そう











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Last updated  2007.09.17 00:48:05
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