テーマ:中島らも(44)
カテゴリ:藝能 娯樂 競技
原発反対 と時を同じくして大麻に手を出していたのはご存じの通り。 逮捕に至るまでの経緯は知らないが、入手に関しては大麻堂店主こと前田耕一が幇助をしたと報じられている。前田耕一によるいきさつが ここ に載っている。前田は、 一、医療目的で紹介した 二、大麻取締法が医療目的での使用も禁止しているのは憲法違反だ として、無罪を主張している。中島らもはどう言っているかというと、 「独房の中で、いったいおれはどうして大麻に手を出してしまったのか、と自問したこともある。使い古された表現だが、『魔が差した』としか言いようがない。 小説を書くというのは、おれにとって非常に緻密さを要求される作業である。しかも大麻を吸い始めた頃は、ある小説の山場の部分を書いていた。神経をすり減らさなくては書けない、原稿用紙が埋まらない。 今までのおれは、そういう疲れを感じたときには酒を飲むことが多かったのだが、今回はどういうわけか大麻に手が伸びた。吸ってみると、おれの心に生じたギザギザしている部分にうまくフィットして、癒してくれるような気がした。それで吸い続けるようになってしまったのだ」(牢屋でやせるダイエット) ところが平成十六年二月二日大阪地裁で行われた前田耕一の公判では 証人 として、 「私の動機になっているのは緑内障で失明するんじゃないかというおそれがあって、大麻というものが緑内障によく効くという情報は得ておりましたので、そういうことは前田さんが一番詳しいんじゃないかと思って、御連絡を差し上げたわけです」 「十四、五年前に一度、池田市民病院の眼科で眼圧を測ったところ、十九から二十あったと。で、女医さんでしたが、緑内障ですねと言って、ビタミンBの点眼薬を処方してくれた、それだけの処方しかなかったんですよ。 で、不信感を抱きまして、その六年後、大阪駅前第一ビルの稲葉眼科というところで、これは知り合いなんですが、彼のところへ行って診てもらったところ、やはり眼圧は二十、二十一と、緑内障の眼圧だと。 ただ、眼底をレンズでのぞいたところ、緑内障とまたちょっと違ったような症状が見られるということで、今のところはどうしようもないので、視野狭窄が起こってくるようであればすぐ来なさいということで帰ってまいりました。 緑内障に関してはこの二回で、それから連日、視野の狭窄が起こっていないかどうか自分でチェックするのが日課になっております」 「心のギザギザ」はいったい何だったのだろう? 「緑内障」は大麻堂店主と口裏を合わせただけなのか? それとも、自分の裁判のときは共犯者に手が伸びないように「心のギザギザ」の所為にしておいたのか? ちなみに知り合いの眼科医とは 僕に踏まれた町と僕が踏まれた町 に登場する「火つけのイナダ」のことらしい。
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最終更新日
2005年05月16日 04時53分39秒
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